スマホスピタル博多駅前店で最近ご依頼が減ってきた3DS LL上画面修理。そろそろ世代交代か?
2019.11.06 修理速報 画面交換修理(上画面) , 3DS LL
今回の修理速報は3DS LL上液晶交換です。個人的には久々に見たな、という印象。
ゲームの修理はめっきりNintendo Switchが多くなりました。気になって調べてみましたがそもそも3DS用新作ゲーム自体が少なくなっていました。その新作にしてもダウンロード版とパッケージ版の同時発売だったり、他のハードと同時発売だったり、人気タイトルの移植版や続編やコンテンツを追加したデラックス版などなど……完全新作と言えるものは本当に少なく、さすがに3DSの人気が落ちてきたのを感じます。タイトルにこだわらず携帯ゲーム機がほしければ中古スマホやNintendo Switch Liteも出ていますからね。3DSが発売されたのは2011年、3DS LLが2012年です。スマホで言えばiPhone 4s、iPhone 5と同世代です。
今更3DS LLの修理するの?と思う方もいるかも知れませんが、バーチャルコンソールでファミコンやゲームボーイソフトなどが遊べることはご存知でしたか?『昔やったあのゲームをやりたい、でもファミコンだし……あ、3DSで遊べる!』というレトロゲーマーにひっそりと支持され続けているのです。同様のことはWiiやWiiUにも当てはまり、バーチャルコンソール用に3DSやWiiUを持っている方も多いのではないでしょうか。ファミコンソフトでプレミアの付いているものは中古ショップなどで10,000を超える額が付いていることもありますが、バーチャルコンソールなら高くても1,000円程度です。
とは言え全てのソフトを網羅しているわけではなく、漫画やアニメなど原作のあるタイトルは版権の都合バーチャルコンソール化が難しく……というかほとんど不可能。また開発会社が倒産してしまっていたり、権利が売却されて今どの会社が持っているのか不明なんてパターンもあります。お気に入りの古いタイトルがあって、しかもリメイクやHD版ではなく原典を、最近のハードで遊ぶ環境がある方は実は意外と幸運です。大切に扱いましょうね。
というわけで修理に入っていきます。液晶中央に斜めの黒い大きなシミ、左上端にも細かい黒いシミが出来ていました。修理はバックパネルを外して、基板につながっている各種ケーブルも外します。上側のパーツ(液晶、スピーカー+3D切り替えスイッチ、カメラ、Wifiアンテナ)はヒンジ内部を通って下側に入り基板に接続されます。踏みつけたりしてヒンジ部を壊すと、ケーブルがむき出しになってしまうため容易にちぎれてしまいます。それらを修理すると大抵は新品を買うより高くなってしまうため、症状が悪化しないうちに修理することをおすすめします。
ヒンジを通して壊れた液晶のケーブルを引き抜き、新しい液晶のケーブルを通して組み上げれば修理は完了。無事に正常表示されるようになりました。
今後も3DSでバーチャルコンソールが遊べますね! ちなみにWii版バーチャルコンソールは2019年現在、すでに新規購入を終了しています。3DSもいずれは……というところですが、理想はSwitchや今後のゲーム機に引き継げるようになることですねぇ。毎回プログラムを作り直さなければいけないだろうから、なかなか難しいという事情も分かりますけど。
DS/3DSで大ヒットしたラブプラスの新作がスマホアプリで配信開始されて、時代の流れを感じます。スマホアプリではおなじみのアイテム課金制なので、収益が続く限り新イベントや新機能が更新されていくことでしょう。買い切りゲームとの違いで一番大きなメリットを挙げるとしたらやはりそこだと思います。スマホと一緒にどこへでも行ける……これはもう、ゲームの中の恋人っていうか実質恋人では?
原典はプレイしたことありませんでしたがスマホアプリならちょっとやってみようかな、という気になっています。アイドルプロデュースもやってますけどー!
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