メンテナンスの仕方に要注意!switchのゲームカードスロットの破損
2022.03.06 修理速報 Switch ゲームカードスロット交換 , Nintendo Switch
本日は、任天堂switchのゲームカードスロットの破損により、福井県よりお客様にご来店頂きました。
ゲームカードスロット内の掃除をしようと綿棒を突っ込んでいたようで、中のピンが引っかかって折れ曲がってしまっておりました。
こうなるとゲームカードを読み取ってくれないのは勿論のことですが、そのままゲームカードを入れてしまうとゲームカード自体が破損してしまう恐れもあります。
ゲームカードスロット内の清掃をする場合は、綿棒などは使用せずエアダスターなどを用いて中のほこりなどのゴミを吹き飛ばすようにして頂ければと思います。
なお、息を吹きかけるのは厳禁です。
吐息に含まれる水分により、中のピンなどがサビてしまう原因となってしまいます。
ついついやってしまいがちではありますが、やらないように注意しましょう。
では、そろそろ実際の修理の方へと移りましょう。
switchのゲームカードスロットは、外装カバーを外し、内部の金属製のフレームを外すと見えてくる赤丸部分の小さな基板を交換することになります。
取り外しの際には青丸のヒートシンク部分が邪魔になってくるので、そちらを先に取り外します。
なお、ヒートシンクや冷却ファン周辺はほこりなどのゴミが詰まりやすいところです。
もしご自身で分解・修理するという方がいらっしゃれば、取り外しのついでにこの部分の清掃も行っておくと良いでしょう。
ヒートシンクを外せば、後はゲームカードスロット基板に繋がっているタッチパネルのケーブルやメイン基板との接続ケーブル、固定してあるネジを外せば、簡単に交換が出来ます。
交換難度としては、比較的簡単なものなので、+ドライバーの他にY字ドライバーがあれば手先が器用な方であれば、恐らくご自身でも交換可能な箇所かと思います。
ただし、ゲームカードスロット基板は不良品が多いようです。
ゲームカードを読み込んでも、タッチパネルが効かなくなってしまったり、イヤホンが繋がらなくなってしまうなんてこともよく聞きます。
もしご自身で修理しようという方は、初期不良などにはきちんと対応してくれる評判の良いところを探すなどして、購入するところを厳選した方が良いでしょうね。
交換も終わったので、後は動作確認です。
動作確認時には、ゲームカードの読み込みは勿論ですが、タッチパネルとイヤホンジャックにも問題がないかを確認するようにしましょう。
読み込みもタッチもイヤホンジャックの認識も問題なく行われているので、これにて修理完了です。
ゲームカードスロット部分は、ゲームカードの読み込みにタッチパネル、イヤホンの機能がひとまとめになっているところなので、修理金額も結構高額になってきてしまいます。
そのくせ、ゲームカードスロット内部のピンは結構簡単に曲がってしまうので、小さなお子様などがゲームカードスロット内部にゲームカード以外のものを入れないようにご注意して頂ければと思います。
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