PSP-2000のUMDドライブの交換。読み込まない&音が煩い場合はレンズの清掃をお試しください。
2022.04.04 修理速報 ソフト挿入口修理 , PSP(PSP-2000)
本日は、PSP-2000のUMDドライブの修理についてです。
UMDを読み込んでくれないとのこと。
実際に内部を分解して確認してみると、ディスクの回転がすぐ止まってしまっておりました。
レンズの汚れなどが原因の場合だと、ピックアップレンズがせわしなく動いて、ガーガーと音が鳴るハズなので、UMDドライブ自体に問題がありそうです。
UMDドライブの交換は、液晶画面の裏側に隠れているケーブルの取り外しとUMD挿入口の開閉をサポートしているバネを取り外さないと分解が出来ないので、分解工程は多い作業となります。
また、UMDの蓋を外したり付けたりするのが力技だったりするので、分解・組立過程において欠けてしまう恐れもあります。
ケーブルやバネ、UMDの蓋が外せれば、ようやくUMDドライブの交換が可能になります。
UMDドライブを交換したら、仮組み状態で動作確認です。
蓋の開閉によってドライブが回転しだすのですが、赤丸部分を綿棒などで抑えておいてやれば、蓋がない状態でも確認可能です。
交換後、動作確認用のソフトは問題なく読み取ってくれるようになりましたので、後は元通りに組み直して、修理完了ですね。
UMDドライブはタイミングによっては国内市場にないため、国外からの取り寄せなども必要になる可能性のある部品になります。
加えて、国外からの取り寄せになった場合、取り寄せまでに1ヵ月くらいは楽々かかってきてしまいます。
完全に在庫が無くなる前に発注はかけるようにしますが、タイミングによっては在庫がないことも考えられますので、修理をお考えの方は事前にお問い合わせ頂いた方が良いかもしれませんね。
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