画面がほとんど映らなくなってしまったswitchの修理
2022.06.17 修理速報 Switch 液晶画面交換修理 , Nintendo Switch
本日は、画面がほとんど映らなくなってしまったswitchの修理についてです。
一部、映ってはおり、最初の画面にまでは進んではいるようですので、画面さえ交換すれば修理は可能そうです。
ということで、実際の作業へと移りましょう。
まずは、外装カバーと内部の金属フレームを取り外します。
そうすると基板が見えてきますので、バッテリーのコネクタを外してから、画面のケーブルを外す際に邪魔になるヒートシンクやゲームカードスロット基板を取り外します。
次に画面のケーブルを外したら、次は画面側からの作業となります。
画面の取り外しには、タッチパネルを取り外す必要があります。
タッチパネルがかなり強力な粘着テープで固定されているので、ヒートガンなどで粘着力を弱めてやってからタッチパネルと本体の間にヘラを差し込んで剥がしていきます。
この際に本体の画面縁を削らないように注意です。
また、金属製のヘラでタッチパネルを取り外す際に、勢いあまってケーブルまで切ってしまう恐れもあります。
ケーブルの位置をあらかじめ確認しておいてから作業するようにしましょう。
タッチパネルが外れれば、その下にある液晶画面の交換です。
液晶画面は特に粘着テープなどで固定されている訳ではありませんので、簡単に取り外しが可能です。
ただ、画面のケーブルを基板側に廻すのが少し手間です。
どうしても難しい場合は、基板を一度外して作業するのも良いかもしれません。
交換が済めば、仮組みして動作確認です。
…画面は表示しますが、タッチパネルが駄目になってしまっているようです。
タッチパネルも交換となると結構な修理金額となってしまうので、今回はタッチパネルの修理は断念。
まぁ、画面がつけば、ほとんどのゲームには影響はないでしょうしね。
switchのタッチパネルは結構厚めのアクリル製となっているので、液晶が駄目になってしまっていても無事な場合も多いです。
ただ、落ちた衝撃などで、ケーブルの一部が断線してしまうということもない訳ではありませんので、必ずしもという訳ではありません。
修理金額とご相談のうえで、タッチパネルも修理するか否かをご判断して頂ければと思います。
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