電源が入らないswitchの修理。電源ボタン長押しでの強制終了が有効な場合もございます。
2023.07.10 修理速報 据え置きゲーム機修理 , Nintendo Switch
本日は、電源が入らなくなってしまったというswitchの修理についてです。
電源が入らない時の主な原因は、次のようなことが考えられます。
①ソフトウェアの処理の問題で、画面が真っ暗になってしまっている。
この場合は、電源ボタンを12秒間長押しして、電源を強制OFFした後、再度電源を入れると電源が入ります。
②充電口部品の故障や充電器の故障などにより、充電が出来なくなって、バッテリーが無くなってしまった。
充電器の故障であれば、他の充電器を使用すれば判断可能ですが、充電口部品の故障の場合、基板にまで影響がある場合とそうでない場合で修理費用や修理期間が異なってきます。
➂基板の故障
電源制御系のICチップの故障などが原因で、電源が入らない状態です。
基板修理をするか修理を断念するかとなります。
では、実際の修理工程へと移りましょう。
まずは原因特定をするのが先決!
簡単に確かめられることから順次試していきましょう。
電源ボタンを12秒間長押し→電源ONするも症状変わらず…。
店頭備品の充電ケーブルをさしてみると、電源が付きました!
バッテリー残量も十分にあるので、もしやと思い電源ボタンを押してみると何の反応も無し…。
電源ボタン部品の故障ですね。
基本的に動いたりするところではないので、水没でもしない限り中々壊れるようなところではないハズなんですけどね。
ともあれ、別の部品を仮付けして動作確認してみると、電源ボタンが効くようになりました。
やはりココが原因箇所のようですね。
コチラを交換する時は、電源ボタン部品のケーブルが冷却ファンの下に配線されているので、『ヒートシンク』『ゲームカードスロット基板』『冷却ファン』を取り外す必要があります。
作業ついでに冷却ファンやヒートシンク部分に溜まりやすいホコリを取り除いたり、冷却用グリスを塗り直したりしてやるとなお良しです!
switchの電源が入らないといっても、その原因は様々でその復旧にかかる修理費用もピンからキリです。
水没したなど分かりやすい原因があると修理箇所の特定もしやすいですが、基本的には実機をある程度弄ってみないと正確なお見積りは難しいです。
実機をお持ち頂ければ、正確なお見積りも可能ですが、分解作業が生じる場合、多少ながら作業工賃が発生することもございます。
その前の段階である程度原因を絞り込んで、お見積りすることも可能ですので、同様の症状でお困りの際はお気軽にご相談して頂けましたらと思います。
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