電源は入っているのに画面が真っ暗。Nintendo Swicth の液晶画面交換修理。
2024.03.05 修理速報 Switch 液晶画面交換修理 , Nintendo Switch
本日修理にお持ち込みいただいたのはこちらの端末。
大人気ゲーム機のNintendo Switch です。
画面が真っ暗で電源が入っていないように見えますが、実はこちら起動しています。
タッチパネル部分触れてみるとしっかりと音が鳴るため、画面はついていなくても内部は動いていると思われます。
この状態で疑われるのは、液晶画面の故障です。
早速修理開始です。
それでは分解していきましょう。
Nintendo Switch の分解は背面側から始めます。
液晶画面の交換なんだから前から分解すればいいんじゃないの?とお思いの方もいらっしゃるかもしれません。
ですがNintendo Switch の液晶画面は背面側にケーブルが伸びています。
それを抜き差しするために背面側の分解をしていくのです。
ただ液晶画面自体は前面から取り出すため、最終的には両面からの分解が必要です。
分解して液晶画面が取り出せたら、新しい液晶画面を同様に取り付けて動作確認を行います。
電源を入れてみると、しっかりと画面が表示されることが確認できました。
しっかりと組み立て直し、修理完了です。
液晶画面が故障しているSwitchをお持ちこみいただいたお客様に、よくこんなことを尋ねられます。
「表面が割れていないのに、中の画面って壊れるんですか?」
スマートフォン修理の際にも同様のことをよく聞かれます。
液晶画面は精密機器なので、ちょっとした衝撃や熱・湿気などで意外と簡単に壊れてしまいます。
特にNintendo Switch の場合、表面のタッチパネルと内部の液晶画面が全く別々のパーツであることに加え、タッチパネルは非常に丈夫な素材でできています。(有機ELモデルは除く)
そのため、表面のタッチパネル割れよりも内部の液晶故障のご相談の方が圧倒的に多いです。
外見では丈夫そうに見えても、内部は精密な機械の集まり。
Nintendo Switch は丁寧に扱ってあげましょう。
SO
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