上画面の一部に黒い線が出てしまったDS Liteの修理について
2025.05.22 修理速報 画面交換修理(上画面) , DS Lite
本日は、上画面の一部が黒くなってしまったDS Liteの修理についてです。
いわゆる液晶漏れと呼ばれる状態ですね。
画面に強い衝撃が加わると発生したりします。
DS Liteともなると結構年代物ですので、これを機に買い替えるのも良いのでしょうけれど、思い入れのあるものなので出来れば修理したいとのこと。
修理をご依頼頂けることになりました。
では、実際の修理工程へと移りましょう。
まずは、バッテリーを取り外し、裏のカバーを取り外します。
2か所ほどゴムで隠されているネジがある点、GBAゲームカセット挿し込み口のカバーを先に外しておかないと分解できない点を注意しましょう。
カバーが外れたらメイン基板を取り外します。
黒色と白色のアンテナ線、基板の裏側に隠れている上画面のケーブルを外せば、取り外し可能です。
タッチパネルのケーブルも外す必要がありそうに見えますが、特に外さなくても問題ありません。
次はヒンジを固定している部品のネジを取り外します。
3DSなどの場合、ピンセットなどで無理矢理取り外す必要がありますが、ネジを外すだけなので非常にお手軽ですね。
上画面側と下画面側の分離が出来たら、上画面側のカバーを固定しているネジを取り外します。
ネジを隠しているゴムが少々剥がしづらいのと、失くしてしまいやすいのに注意!
上画面側のカバーが外せたら、後は上液晶画面を交換するだけです。
ただし、スピーカー部品ははんだで移植する必要がありますので、取り付けの際に+-を間違えないように注意が必要です。
事前に写真などに取っておくと良いですね。
後は元通りに組み立て直して、動作確認。
問題なく表示出来れば修理完了です。
まぁ、元通り組み立て直すのが、上画面のケーブルを細い穴に通したり、黒いアンテナ線をカセットトレーの下を通してやったりで大変なんですけどね。
当店ではDS Liteの修理もまだまだ受付対応しております。
ただし、結構手間がかかる修理が多いので、修理費用はそこそこしちゃいます…。
まぁ、修理箇所によっては、比較的リーズナブルに修理可能な箇所もございますので、気になる方は一度ご相談して頂けましたらと思います。
スマホスピタル アル・プラザ小松店 店舗情報
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