【任天堂Switch】クリーニングの大切さをお話します!
2025.06.10 修理速報 Switch 内部クリーニング , Nintendo Switch
スマホスピタル 自由が丘店です。
ついに任天堂Switch 2が発売されました!
従来の構造と異なる点も多く、社内でも話題沸騰中です。
既にゲームプレイをされてる方も多いのではないでしょうか。
そんな任天堂Switchシリーズですが、せっかく手に入れた端末は長く使いたいですよね?
今回は日々のメンテナンスとして、内部クリーニングの重要性をお話します。
目次
・そもそもなぜ、クリーニングが必要なのか。
一口にいうと、効率よく排熱させるためです。
「高温スリープ」と呼ばれる現象ですが、これは内部の温度が上がりすぎてることによって発生します。
一度温度が上がってしまうと、今度は冷めるまで使用できません。
また、同じ状態が何度も続くと、基板そのものにダメージが及んでしまう為、故障の原因にもなります。
・高温スリープを引き起こす主な原因。
高温スリープが発生してしまう、主な原因を3つご紹介いたします。
①冷却ファンの故障
熱を逃がす為のパーツですが、このパーツが正常に動くことで内部に発生した熱を逃がす役割を持っています。
経年劣化によってファンの回転が鈍くなると、異音の原因にもなります。
ホコリが溜まりやすいパーツですので、メンテナンスが重要になってくるパーツとも言えます。
②ヒートシンクの劣化
ヒートシンクには、熱伝導をよくするための専用のグリスが塗布されています。
このグリスは時間経過とともに固くなっていくので、長く使っていると熱伝導が悪くなり、高温スリープが発生しやすくなってしまいます。
③環境による熱やホコリの蓄積
持ち運んで外で遊んだり、テレビに繋いで大画面で遊ぶことができるSwitchですが。
熱がこもりやすかったり、密閉した場所で遊ぶのは控えた方がいいでしょう。
端末が熱を持っていたら、速やかにゲームを中断して日が当たらない涼しいところに置いて冷ましましょう。
【内部写真1】作業前の様子
左側の写真は背面パネルを開けてすぐの状態です。
左右で色が変わってしまうほど、ホコリが入り込んでいました。
右側の写真、右上が冷却ファンで、オレンジ色の棒みたいなのがヒートシンクです。
冷却ファンはホコリが詰まっていた為、異音が発生していました。
ヒートシンクの下にも、ホコリが塊で溜まっているのが見て取れます。
また、熱伝導をよくするグリスも固まってしまったので剥がれてしまっています。
【内部写真2】ホコリ除去&グリス塗布
冷却ファンに詰まっていったホコリと、塊で挟まっていたホコリを除去しました。
元が黒いパーツなので、綺麗になったのがわかります。
ヒートシンクのグリスも綺麗に取り除いたら、新しいグリスを塗布していきます。
・故障してなくても、メンテナンスは大事
任天堂Switchが発売されたのは2017年です。
発売当初の端末を、現役で使われてる方も多いと思います。
不具合が無くても、中を開けてみたら以外と…なんてこともあるかもしれません。
スマホスピタルでは、内部クリーニング単品メニューの他に、修理と合わせてお得になるセット割がございます。
気になる費用やお見積りは、店舗までお問い合わせください!
スマホスピタル 自由が丘 店舗情報
- 住所
- 〒152-0035 東京都目黒区自由が丘1-28-8 自由が丘デパート地下1階3号室
- 営業時間
- 午前10時~午後19時【定休日:水曜日】
- jiyugaoka@smahospital.jp