Nintendo 3DSシリーズの故障内容や修理方法など!
2020.07.24 お役立ち情報
目次
・Nintendo 3DSとは?
初代Nintendo3DSは2011年2月26日に日本で発売された任天堂の携帯ゲーム機になります。
今からですと約9年以上前に発売されたもので、当時は3Dメガネなどの外部機能なしで立体的に見えるという画期的な機能を搭載したことにより話題となったゲーム機になります。
3DSの前にはNintendo DS、Nintendo DSliteなどを発売していた任天堂はこの3DSを完全後継機として世に送り出しました。
さらにはマイクやカメラなども標準搭載されており、お外で遊ぶ時などに写真を撮ることが可能になっていたり、そのカメラを使ってARアプリで遊べたりと
ゲーム以外にも遊びの幅が広がったということもありました。
Nintendo 3Dsは一応シリーズと見ることもでき今までに3DS系だけで4機種、さらには3D機能を無くした2DSやその本体拡張版2DSLLも含めると合計6機種が発売されております。
全て本体の機能やデザインなども大きい変更や細かい変更もなされているのですべて別物として扱うことになります。
各機種の説明なども併せてどうぞ。
・Nintendo 3DS(2011年2月26日発売)
こちらが上記内容とも重複しますが、一番最初に発売された3DSとなります。
Nintendo DSの後継機として発売され大きく話題になった機種で、当時発売されたゲームのラインナップも非常に人気のある作品が多かった印象を受けます。
実際3D機能を活用したゲームなども数多く発売され、立体的に見えるものは珍しいものでした。
ゲーム機本体のスペック自体や画質などもDSよりアップグレードされていたりも勿論ありますが、大きく話題になったのは何もなしで3Dに見えることでしょう。
3DSの3D機能は結構人を選ぶもので、立体的に見せていることにより3D酔いや見づらいなどの声も数多くあり、
実際のところ慣れないと目が疲れやすかったりして珍しさよりも不評が目立っていたりもした次世代携帯ゲーム機になります。
もちろん3D機能が必要ない場合、こちらをOFFにすることで従来のゲーム機と同じように見えるようにすることも可能になります。
前作DS/DSLiteのゲームソフトとの互換性もあり、正当な後継機として使用することも可能で
DSからの買い替えをされる方も多かったと思われます。(DS/DSliteに3D機能は無いのでもちろん3Dは使用不可)
・Nintendo 3DSLL(2012年7月28日発売)
初代Nintendo 3DSの拡張版として発売されたのがこちらの3DSLLになります。
こちらは初代に比べて本体のサイズが大きくなったもので、画面のサイズが大きくなったりボタンの配置などが変ったりしています。
他には折り畳みするときの開閉段階が1段階追加されていたり、3D機能のON/OFFスイッチにも細かい変更などがされていたりします。
初代3DSは本体がコンパクトなこともあり画面のサイズも少し物足りない声が多かったのもあってこちらが発売されたのもあります。
ゲームソフトの互換性なども従来の3DSと同じく、DS/DSLiteのソフトも使用可能。
3DS時代にあった問題点なども改善されたりすると同時に拡張版として発売された機種になります。
・New Nintendo 3DS/New Nintendo 3DSLL(2014年10月11日発売)
初代3Ds発売から約3年後に発売されたこちらのNew Nintendo 3DS/New Nintendo 3DSLL。
以前の機種の完全上位互換モデルとして開発されたこちらは、
・3DS/3DSLLにはなかった拡張スライドパッドが標準搭載されている(ZLボタン、ZRボタン、Cスティックが追加)
・内側カメラに顔認証センサーが搭載、顔の位置がズレたときなどに3D機能を自動で再調整することが可能
・NFC(近距離無線通信)機能に対応、電子マネーが使用可能になったりAmiiboにも対応
…など、初代に比べると大幅に機能が増えたりとアップグレードされたものになります。
この中でも特に便利なものとしては拡張スライドパッド標準搭載かと思われ、
3DS時代の人気ゲームの一つであるモンスターハンター等の一部ゲーム機では拡張スライドパッドが必須なゲームもありました。
初代3DSの場合、外付けのこの拡張スライドパッドを装着してプレイ推奨されていたこともありましたのでこの拡張は大変喜ばれたのではないでしょうか。
その他にもインターネットブラウザの更新や内部ソフトウェアの更新および端末CPUのアップグレードなどが図られ
ゲームの動作が快適になったりなどといった意味でも大幅にアップグレードがなされていたようです。
・Nintendo 2DS(国内発売は2016年2月27日、2016年9月15日発売) / New Nintendo 2DSLL(2017年7月13日発売)
こちらのNintendo 2DSは従来の3DSシリーズから3DS機能を撤廃したモデルとして発売されました。
前々から「3DS機能は使わないことが多い」というのもあり、従来のものと比べると折り畳みなどができなくなっていたり多少変わったところもあり
その分価格も安く抑えられた廉価版になります。
実際のところ、3DS機能に対応しているゲームも多く存在していたのですが
3DS機能を使うとゲーム画面が見づらくなってしまったりという声も大きくあったのでそちらのニーズに合わせて開発された端末ともいえるでしょう。
2DSが発売された後、折り畳みが可能になって更に画面のサイズなども大きくなった従来のモデルと同じような形のNew Nintendo 2DSLLが発売されました。
こちらも2DSと同じく3DS機能は使えなくなっており、純粋にゲームを楽しみたい方向けの廉価版モデルといえるでしょう。
簡単に上記6機種を説明させていただきました。
3DSも何度も進化を経た経緯があるのがわかります。
・3DSシリーズに多い故障とは?
当店ゲームホスピタル尼崎店では現行のゲーム機以外にも3DS系の修理のご依頼も多く頂いております。
よくある故障といえば、
・液晶破損(上・下)
・バッテリーの劣化
・充電口の破損
・ボタン反応の異常
…など、メジャーどころでいえばこの辺りになります。
3DSの場合、上液晶と下液晶がありそれぞれ役割が違います。
上液晶は単純に映像を映す役割をなしており、下液晶は映像を映すことに加えタッチパネルが搭載されている仕組みになります。
これは前作のDSなども同じで付属しているタッチペンで下液晶を操作するものになります。(ゲームによっては指で操作することも)
バッテリーが劣化した場合、今まで充電ができていたのに急に充電気出来なくなったり減りが滅茶苦茶早くなったりといったような症状出ます。
充電反応が無い場合は充電口の破損も考えられますのでそちらも併せて修理を検討する形になるかと思います。
ボタンの反応が悪い、押し感が無い場合は各種ボタンの基盤交換になりますが、
3DSと3DSLLに関しては本体のメイン基板と一体型になっているのでこの2機種に関してはボタン基盤のみの交換ができないものになります。
New 3DSとNew 3DSLLに関してはそれぞれ独立した機構になるのでここだけの交換修理も可能になります。
上記修理は3DSの修理内容でも比較的メジャーなものになりますので細かく言えば他にも故障箇所というのはございます。
今回はその修理内容の一つでもある《スライドパッドの交換修理》をご紹介させていただきます!
↑スライドパッド交換に使用するパーツ。基本的にこれを交換すると元通りになります。
・3DSのスライドパッド(スティック)の交換修理は可能?
3DSにおけるゲーム操作に関わる部分で言えば
・下液晶タッチパネル
・L/Rボタン
・十字キー
・スライドパッド
とこの辺りを良く使用することになります。
その中でもゲーム操作で言えば《キャラクターの移動》《視点変更》などによく使われる部分がこのスライドパッド(スティック)になります。
この部分が故障してしまうとまともにゲームをできなくなってしまうので重要な部分になります。
このスライドパッドの故障や調子が悪くなった時に出る症状としては
・ニュートラル(触っていない状態)でも勝手にキャラが動く・カメラが勝手に動く
・スライドパッドを入力しても反応が無い・違う方向に動く
・物理的な破損にはなりますがスライドパッドが折れてしまう
などの症状が出てきます。
このような症状が出てしまっていたり心当たりがある場合は修理の必要性があります。
基本的にスライドパッドの故障であれば《スライドパッド交換修理》をすることにより改善することができ、
壊れてしまったパーツを正常なパーツに取り替えることにより改善する修理になります。
3DS/3DSLL/New3DS/New3DSLLの4機種のどれもスライドパッドの故障は起き得るもので、それぞれ修理も可能になります。
もちろんゲームホスピタル尼崎店でも交換対応は可能ですので、
スライドパッドに何か異常や異変がありましたらお気軽にご相談くださいませ!
事前に店舗の方へご連絡を頂けるとパーツの在庫の確認などもさせて頂けますので、
まずは一度ご連絡をいただけますと幸いです!
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