Switchの画面がオレンジ色になった時の原因と対処法
2024.10.02 お役立ち情報
Nintendo Switchの画面が急にオレンジ色になり、「動かなくなった」と困っている方も多いのではないでしょうか?
原因は、一時的な不具合、もしくは機械内部の不具合が考えられます。
今回は、Switchの画面がオレンジ色で動かくなったらどうするべきか、不具合の原因と対処法を見ていきましょう。
目次
Switchの画面がオレンジ色になる原因
Switch の画面がオレンジ色になることを、オレンジスクリーンともいいます。画面がオレンジになって、フリーズする状態のことです。
Switchの画面がブルーになってフリーズするケースもありますが、オレンジスクリーンとは別の症状が出ていることがほとんどです。
画面がオレンジ色になる原因は、『一時的なバグ』『Switch の基板に不具合がある』です。それぞれの詳細を解説していきます。
原因1:一時的なソフトウェアの問題
Switchの画面がオレンジ色になる原因のひとつが、ソフトウェアによるものです。システムのバグによって不具合が発生し、オレンジの画面になることがあります。
一時的な問題であれば、自分で解決できる場合もあります。解決策は後ほど、解説します。
原因2:基板やSwitch本体内部の問題
Switch本体内部の基板に問題がある可能性があります。一時的な不具合ではなく、本体内部の物理的な問題になるため、自分で対処するのは困難です。
本体の基板が原因でオレンジ色になる場合、Wi-Fiを制御するチップが破損しているケースがほとんどなので、破損している部品の交換が必要になります。
【一時的な問題】Switchの画面がオレンジになったときの対処法
一時的な不具合の場合、具体的にはどのような対処法があるのでしょうか。ここでは『強制再起動』と『メンテナンスモード』2つの方法を紹介します。
強制再起動
オレンジ色の画面のままフリーズしてしまう不具合は、強制再起動によって解消されることがあります。強制再起動の手順は以下のとおりです。まずは、手順どおりに強制終了を行いましょう。その次に再起動を行い、通常どおり起動するか試してみましょう。
- 1.Switchの電源ボタンを12秒以上押し続け、システムを強制終了する
- 2.Switch本体の電源がオフになったことを確認する
- 3.Switchの電源ボタンを押して再起動する
メンテナンスモード
一時的な不具合が原因でオレンジ色の画面で固まった場合、本体の初期化によって解決できることもありますが、データはすべて消えてしまいます。
強制再起動を試してみても起動しない場合、メンテナンスモードでの起動を試してみましょう。
メンテナンスモードは、設定画面に入れなくても操作が可能です。メンテナンスモード立ち上げの手順は、以下のとおりです。
- 1.Switch本体の電源を落とす
- 2.Switchのボリュームボタンの「+」と「-」を同時に押したまま電源ボタンを長押しする
- 3.Switchの画面にNintendoのロゴが表示される間、「+」と「-」を押し続ける
- 4.メンテナンスモードが立ち上がる
メンテナンスモードでは、バージョンアップ(更新)、セーブデータを残して初期化、本体の初期化、の3つの操作が選択可能です。まずは、セーブデータを残して初期化を試してみて、それでも改善しないときは本体の初期化を行います。
セーブデータを残して初期化をすれば、Switch本体のデータである、ソフトウェアのデータ、セーブデータ、ユーザー情報、アカウント情報、画像や写真のデータは保持されたままです。
ただし、SDカードに保存しているデータは、セーブデータを残して初期化すると消えてしまうため注意しましょう。
【本体の基板が問題】Switchの画面がオレンジになったときの対処法
強制再起動やメンテナンスモードからの(セーブデータを残して)初期化を行っても状態が改善しない場合、原因はハードの不具合が考えられます。基板の不具合のため、改善するためには修理に出すことをおすすめします。
修理先としては、製造元である「任天堂に修理を依頼する方法」と「Switchを取り扱っている専門の修理業者」に依頼する方法があります。
Switch本体に保存しているセーブデータなど、データを残したまま修理に出す場合は、データはそのままで修理できる可能性の高い修理業者を検討すると良いでしょう。
次の項目では、任天堂に依頼する場合と、修理業者に依頼する場合の違いを具体的に説明していきます。
任天堂のサポートへ修理を依頼
任天堂サービスセンターにSwitchを宅配便で送って修理を依頼することができます。任天堂公式サイトから修理を依頼する際は、以下の手順で行います。
- 1.ニンテンドーアカウント、またはメールアドレスを準備する
- 2.任天堂公式サイト上のオンライン修理受付より申し込みを行う
- 3.不具合のあるSwitchを任天堂サービスセンターに送付する
- 4.サービスセンターで故障品の受付、修理代金の見積りが行われる
- 5.修理の内容や代金を確認し支払方法を選択する
- 6.修理が行われサービスセンターから発送される
- 7.修理済みのSwitchを受け取る
Switchがオレンジ色の画面の場合は、基板の修理となり、通常は13,200円(税込み)、有機ELモデルなら15,400円(税込み)の修理費用が必要です。(※2021年11月時点)
なお、任天堂へ修理を依頼した場合、基板の破損と判断されることが多く、基板交換となります。基板交換はセーブデータのバックアップを行っていないと、データが消えてしまいます。
SDカードなどにバックアップが出来ていない場合は、早めに対策をしましょう。
専門の修理業者に修理を依頼
修理後にデータが消えないようにするためには、専門の修理業者への依頼をおすすめします。修理業者であれば、基板の交換ではなく、基板を直接修理する方法が採られていることが多いです。
基板修理であれば、データがメイン基板に入ったまま、不具合のある部分のみを修理することになるため、基本的にデータはそのままで修理が可能です。
復旧できないほど、破損している場合は、基板修理では対応できないこともありますが、任天堂へ直接依頼するより、大切なデータを残すことが出来るでしょう。
画面がオレンジ色になって、基板に不具合が考えられるケースなど、Switchの修理をお考えなら、ゲームホスピタルにご相談ください。
ゲームホスピタルでは、基板修理のほか、Switchのさまざまな修理内容に対応しています。修理依頼は直接ご来店いただくことも可能ですし、郵送も可能です。ご来店いただくことが難しい場合などは、郵送での修理をご検討ください。
まとめ
Switchの画面がオレンジ色になってフリーズする原因は、一時的な不具合のほか、Switch本体の基板の不具合が考えられます。
基板の不具合は自分で解決することが難しいため、Switchの修理を扱っている任天堂公式サポート、または専門の業者に修理を依頼することをおすすめします。
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