3DSは発売されてから11年になりますが、今でも愛用している人は多いでしょう。しかし、3DSのような携帯用ゲーム機は、長く使っていると充電が持ちにくくなってくることもあります。頻繁に充電が必要になり、不便に感じている人も多いかもしれません。
充電が長持ちしなくなったときは、電池交換をするのがおすすめです。ここでは3DSの電池交換の方法について説明していきます。
目次
3DSの電池交換時期の目安
3DSの電池は、使い始めから約2年で劣化が進み、電池持ちが悪くなることが多いとされています。そのため、電池交換は2年を目安するのが良いでしょう。
ただ、3DSの使い方や使用頻度によっても電池の寿命には差が出ます。2年経過していても、電池の持ち具合に変化を感じなければ、まだ電池交換をしなくて問題ありません。しかし、1年ほどの使用期間でも、明らかに電池持ちが悪くなったと感じたら、電池交換は早めにしておきましょう。
任天堂が公表している3DSの仕様では、バッテリー持続時間は3時間30分~5時間となっています。これは3DS本体で3DSソフトを遊ぶ場合の持続時間なので、通常のDSソフトをプレイする際は、5~9時間とさらに長持ちします。3DSソフトで3時間30分、DSソフトで5時間を下回る充電の持続時間なら、劣化が進んでいると受け取って良いといえるでしょう。
また、ゲーム中に電源が落ちてしまうことがある場合も、電池が寿命を迎えていることが考えられます。劣化した電池は膨れる場合があるため危険です。安全のためにも、電池を交換せずに使い続けることは避けましょう。
交換用の電池の入手方法
3DSの電池交換をするには、交換用の電池を用意しなければなりません。交換用の電池は、任天堂の純正バッテリーと互換バッテリーがあります。では、それぞれの入手方法について見ていきましょう。
任天堂の純正バッテリー
任天堂の純正バッテリーは、3DSに最初から入っている電池と同じものです。任天堂公式のパーツショップで購入できます。値段はやや高めですが、品質面でももっとも安心でしょう。交換手順さえ間違えなければ、購入したばかりの頃と同じように快適に3SDで遊べるようになります。
ただ、任天堂の純正バッテリーは3種類あり、3DSの種類によって適合する純正バッテリーも異なります。純正バッテリーを購入する際は、種類を間違えないように注意しましょう。
商品名 | 価格(税込み)※ |
ニンテンドー3DS/2DS/Wii U PROコントローラーバッテリーパック | 2,619円 |
Newニンテンドー3DSバッテリーパック | 2,750円 |
Newニンテンドー3DS LL/ニンテンドー3DS LLバッテリーパック | 3,300円 |
※任天堂公式パーツショップ「任天堂パーツ販売」のお値段
https://onlineshop.nintendo.co.jp/shop/
任天堂公式のパーツショップ以外に、大手通販サイトなどでも純正バッテリーを購入できます。ただし、任天堂公式パーツショップよりも比較的高めに設定されている点には注意しましょう。
互換バッテリー
互換バッテリーというのは、純正とは異なりますが、純正のものと同じようにして使用できるバッテリーのことです。
互換バッテリーを購入する際には、通販サイトなどで探してみましょう。価格はやや幅がありますが、純正バッテリーと比べると安く、平均すると1,500円前後で購入できます。
互換ではありますが、形状や仕様は純正のバッテリーとさほど違いはありません。
ただし、互換バッテリーはものによって品質に差があります。純正バッテリーとほとんど変わらない品質のものもあれば、なかには短期間で劣化するものもあることを認識した上で購入しましょう。品質の悪い互換バッテリーを使用すると、またすぐに交換が必要になるかもしれません。
3DSの電池交換の手順
交換用の電池を用意したら、実際に電池の交換作業をしてみましょう。では、その手順について説明していきます。
電池交換前にやっておくべきこと
電池交換は主電源をOFFにしてから作業を開始しましょう。普段使わないときにはスリープにしている人も多いかもしれませんが、スリープだと通電している状態ですので、そのままの電池交換は大変危険です。電源OFFと一緒に、ゲームソフトやタッチペンも外しておきましょう。
電池交換作業では、精密プラスドライバーの0番、または1番など、小さめのプラスドライバーが必要です。100円ショップなどで買えるものでも問題ありません。手元に準備しておきましょう。
電池交換作業自体は簡単
準備が整えば作業開始です。
まずは3DS本体を裏返しにしてネジを外しましょう。3DSの種類によってネジの数や場所は異なりますが、どれも本体裏側にあるのは同じです。
ネジを外してカバーを外すと内部にあるバッテリーを確認できます。バッテリーを外したら交換用の新しいバッテリーを装着します。
ちなみに、バッテリーは爪などで引っかければ案外簡単に外せます。バッテリーをしっかりと取り付けたことを確認したら、カバーを閉めてネジも閉めましょう。電源を入れて正常に起動できれば、電池交換作業は完了です。
もし、電源ボタンを押しても起動しない場合には、電池がきちんと取り付けられていない可能性があります。もう一度カバーを開けて、しっかり填まっているか確認しましょう。
また、古いバッテリーを外した時点で、3DSの設定日時がリセットされます。本体起動後は、ゲームで遊ぶ前に、日時設定を済ませておきましょう。
使用済みバッテリーの処分方法
交換後の使用済みバッテリーをどうすれば良いのか、わからないという人もいるかと思います。
交換後のバッテリーは、「リサイクル協力店」に持ち込み処分してもらいましょう。リサイクル協力店には「回収ボックス」が設置されているので、そこに入れれば処分完了です。
ゲーム機のバッテリーは、一般的なアルカリ電池などとは違い、不燃ごみでは処分できないため注意しましょう。また、処分の際には、電池の金属端子部分にセロハンテープなどで電流を遮断してから持ち込むようにしましょう。アルカリ電池などを捨てる際に行うような方法で大丈夫です。
リサイクル協力店は、家電量販店やホームセンター、スーパーマーケットが該当していることが多く、一般社団法人JBRCのホームページで最寄りのリサイクル協力店を検索できます。
自分で電池交換をするのが難しそうなら
人によっては3DSの電池交換が難しいと感じることもあるでしょう。
電池交換に失敗すると、3DSが起動できなくなることもあるかもしれません。自信がなければ無理に自力で解決しようとせず、修理業者に電池交換を依頼してみることもおすすめです。
「ゲームホスピタル」なら、さまざまな種類のゲームの修理や電池交換を受け付けており、3DSの電池交換も行っています。対応が迅速で、電池交換だけなら作業時間は最短30分です。
また、交換用のバッテリーはPSEマーク(電気用品安全法)が付いているものを使用しているため、交換後も安心して使用できます。3DSの電池持ちが悪くなったら、ゲームホスピタルに電池交換をご依頼ください。
まとめ
3DSの電池は2年程度使用すれば劣化してきます。充電回数が多くなってきたと感じたら、電池交換してみましょう。電池交換作業はケースを外すだけで比較的簡単に行えます。交換用のバッテリーも自分で入手可能です。
ただ、バッテリーを入手するのが面倒だったり、自分で修理することが怖いと感じる場合には、無理をせず業者に依頼しましょう。電池交換をすれば、購入したばかりの頃のように、快適に遊べるようになります。
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