3DSLLの電源が勝手に落ちる!トラブルの原因と対処法を解説
2023.06.04 機種別お役立ち 3DS LL スピーカーフレックス交換修理
3DSLLの故障で多く見られる症状のひとつに、電源が突然落ちるというものがあります。この症状が起こる原因と対処法を理解しておくと、3DSLLで長く遊べるようになるでしょう。今回は、3DSLLの電源が落ちたときの原因と対処法を詳しく解説します。
目次
3DSLLの電源が急に落ちる原因と対処法
3DSLLの電源が突然落ちる原因は2種類あり、電源が落ちるときの症状によって原因が異なります。このため、症状から原因を特定し、正しい対処をすることが必要です。それぞれの原因と対処法について、詳しく見てみましょう。
原因1.バッテリーの接触不良
3DSLLの電源は、カバーを開けるときの振動で落ちる場合があります。もしくはゲームで遊んでいたり、本体を揺らしたり振ったりして、電源が落ちるケースも見られ、3DSLLが起動しないこともあります。
これらは、振動によりバッテリーの位置がずれるために起こる接触不良が原因です。対策としては、バッテリーパックにティッシュやクッションなどを当て、位置がずれないように調整する方法があります。
3DSLL本体の端子に、ホコリや汚れが付いているときでも、接触不良を引き起こし電気が通らなくなるため、電源が落ちてしまいます。この場合には、本体からバッテリーパックを取り出し掃除をすると、症状が改善できる可能性があります。
ただし、本体側の端子は、衝撃に非常に弱い性質を持っており、家庭で触るのは大変危険です。掃除をするのはバッテリーパック側のみとし、端子側は触らずに修理店へ依頼しましょう。
バッテリーに膨らみが生じていると、バッテリーが劣化しているサインであり、やはり電源が落ちる一因となります。膨らみが大きいと、3DSLL本体が故障する恐れもあるため、早めにバッテリーを交換しましょう。
単純な充電不足で、電源が落ちることもあります。この場合は、アダプターやケーブルが破損しているかもしれません。
特にケーブルは、保存状態が悪いと内部で断線することがありますが、アダプターを買い換えると症状が改善します。アダプターを片付ける際には、無理に折り曲げないように気をつけましょう。
原因2.スピーカーフレキシブルケーブルの断線
3DSLLのカバーを開ける途中ではなく、全開までカバーを上げたときに、電源が落ちる場合もあります。カバーの角度により、電源がつくことがあるものの、すぐに電源が落ちてしまうでしょう。
このとき、電源ボタンを押すと青ランプがつきますが、一瞬で電源が落ちてしまいます。充電ケーブルを挿すとオレンジのランプがつくため、充電されていると認識しますが、しばらくしてから再度電源を入れても、やはり電源が落ちるでしょう。
この症状は、スピーカーと基板を繋ぐ「スピーカーフレキシブルケーブル」が原因かもしれません。
フレキシブルケーブルの中でも、スピーカーフレキシブルケーブルは他のケーブルと重なる形で本体内部に配線されています。
このケーブルは、本体を開閉するときに擦れるような作りになっているため、開閉ごとに擦れ、やがては断線にまでいたります。
電源が落ちる症状は、ケーブルを交換で改善することが多いです。
3DSの電源トラブルはゲームホスピタルにおまかせ!
せっかく3DSLLを持っていても、突然電源が落ちてしまっては楽しく遊べません。電源トラブルが起きた3DSLLをそのまま放置してしまうと、ケーブルと基板の接続部分が通電不良によりショートすることもあり、修理不可能となります。
3DSLLはデリケートな精密機械であるため、家庭で修理を行うのは困難です。さらに、製造元である任天堂では、3DSLLのサポート期間が終了していることから、修理の依頼は街の修理店への依頼がおすすめです。
ゲームホスピタルでは、3DSLLの修理実績が多く、幅広い機種に対応しています。最短即日対応が可能なうえ、バッテリー交換やメンテナンスの相談も可能です。
3DSLLの電源が落ちる現象をはじめとして3DSLLの修理全般に関してお困りのことがありましたら、ぜひゲームホスピタルまでお問い合わせください。
電源トラブルを防いで3DSを長く愛用するポイント
先ほど紹介したように3DSLLは任天堂のサポート期間が終了しているため、公式のサポートは受けられません。長く愛用するには、取り扱いに十分気をつけることが大切です。
具体的に、どのような点に気を付けると良いのでしょうか。ポイントをいくつか解説します。
3DSLLは丁寧に扱う
3DSLLは精密機器であり、衝撃に大変弱い特徴があります。細かい部品が多数使われていたり、ケーブルが複雑に入り組んだりしていることから、ほんの少し衝撃を与えただけで故障につながる可能性が高まります。
また、購入してから月日が経ち、何度も3DSLLを使って遊んでいると、パーツの劣化も防ぐことはできません。
長く使うためには、できる限り丁寧に取り扱い、落としたりぶつけたりしないように十分注意しましょう。
特に、ヒンジ部分に配信されているケーブルが1本でも切れてしまうと、パーツの認識ができずに電源が入らなくなる恐れもあります。そのため、開き過ぎないよう丁寧に開閉するよう心がけましょう。
また、カバーは、すべて開かないようにして使うことをおすすめします。
充電しながら使わない
3DSLLの電源ランプがオレンジになっていると、充電中の状態を表します。この状態のままで遊ぶと、バッテリーの劣化につながるうえ、充電ケーブルが破損するリスクも高まります。
バッテリーの劣化による電源トラブルを防ぐため、充電しながら使うのは避けたいところです。充電が完了すると、オレンジの発光が消えるため、それを確認してから使うようにしましょう。
定期的に電源を入れて起動する
3DSLLのバッテリーは、フル充電にした状態(電源ランプが青になっている)で長期間放置していると、劣化が進んでしまいます。反対に、充電が切れた状態で放置していても、バッテリーは劣化してしまいます。
バッテリーを長持ちさせるには、遊ばなくても定期的に3DSLLを起動させることが大切です。定期的な起動を心がけ、バッテリーの維持に努めましょう。
設定を見直す
3DSLLの設定を変えることで、充電の減りが抑えられ、バッテリーの劣化を防げるようになります。画面の明るさ調整・無線通信機能・3D表示モードにおいて、設定変更が可能です。
画面の明るさを調整するには、ホームメニューで太陽マークをタッチすることで表示される設定画面で、調整が可能です。5段階調整のうち、1が最も暗く、5が最も明るい設定となっていますので、2から3程度が適切です。
設定画面で、省エネモードの設定も可能であり、画面の明るさなどを自動的に調整することでバッテリーの消費が抑えられます。
無線通信機能は、3DSLL本体の側面にある無線スイッチを使い、ONとOFFを切り替えられます。無線通信が不要であれば、OFFにしておくとバッテリー消費が抑えられます。通信を使うときだけONにすると良いでしょう。
3D表示モードは、最小・最大に関わらずバッテリーを多く消費するため、不要と感じるのであればOFFにしておくことをおすすめします。画面の右側にあるボタンで調整可能です。
まとめ
3DSLLは、任天堂でのサポートが終了した後でも根強いファンが多いゲーム機です。長く使い続けたいゲーム機だからこそ、電源が落ちる現象を防ぐ対策を、日頃から心がけることが大切です。
今回紹介した内容を参考にしていただき、3DSLLで長く遊べるようにメンテナンスを行っていきましょう。
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