90度開くとプチっと音を立てて電源が落ちてしまう3DSの修理について
2020.01.04 機種別お役立ち 3DS 据え置きゲーム機修理
お子様のみならず、大人の方でも楽しめるゲームソフトが満載の3DSシリーズで電源系のトラブルは結構多いです。
単純なバッテリーの劣化によるものであれば、バッテリー交換で改善できます。
しかし、状況によっては内部部品の交換が必要になったり、制御基板が故障している場合は買い替えもオススメすることがあります。
〈こんな症状はありませんか?〉
ゲームを起動しようとする場合、多くの方がまず開いて電源ボタンを押すと思います。
その後 正常であれば起動して操作に移るわけですが、ここで起動せずに青いランプがついて「プツッ」と音と共に電源が落ちることがあります。
〈原因はさまざま・・・でも!〉
上記の症状が発生したら、まず自然直ることはほぼ無いです。
でもそんな時は、閉じた状態で電源ボタンを押してみてください。
そのまま青ランプが点灯したままなら原因はかなり絞られます。
逆にこれでもすぐ切れてしまうようであれば、調査に時間がかかる可能性が高くなります。
〈多くの原因はコレ!?〉
閉じた状態で電源オンを維持しているのであれば、断線しかかっている可能性が高いです。
特に左下の細い部分の中間が開閉で酷使されて擦れたのちに断線してしまう事があります。
完全に断線していなければ90度以内であれば電源が切れないといった具合でそれ以上開くと切れるという事になります。
さらに使用をつづけると完全に断線するので閉じていてもダメになります。
ちなみにこのケーブルは制御基板から上液晶とスピーカ―への接続があるもので、同じように上画面側に延びているケーブルが他にも2本あります。そのいずれかに断線があると同じような症状になりますが、構造上の問題でこのケーブルへのダメージが多いようです。
〈ゲーム機でも精密機器のご認識を!〉
スマホ等であれば、精密機器というのはイメージ的に容易な認識ができると思います。
しかし、ゲーム機となると何となく玩具感覚があり扱いが乱暴になってしまうこともあるのではないでしょうか。
分解すると、その部品は細かい電子部品の集合体に違いはありませんのでお気を付けください。
ジュースや雨などかかれば防水でないので簡単に浸水してしまい、それにより簡単に壊れてしまいます。
基板以外の内部部品交換はできますが基板が故障してしまうと買い替えざるを得ない状況になりかねません。
※復旧メニューもありますが復旧をお約束できるものではない事をご認識願います。
水没した際はスマホなどと同様にまずは電源を切りできればバッテリーを抜いてお持ち込みいただく事をお勧めします。
スマホスピタル 名古屋駅前店 店舗情報
- 住所
- 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目27−1 モード学園スパイラルタワーズB1
- 営業時間
- 10時〜21時
- nagoya@smahospital.jp