【発煙】Switchにジョイコンを付けても反応しない不具合が増加中!? その原因は……
2021.12.14 機種別お役立ち Nintendo Switch Switch 本体レール(右)交換
今、ニンテンドーSwitchは世界中の人々からのシェアを獲得していますよね。今や世界規模に人気なSwitchですが、反面、弱い部分も数多く存在します。
特にここ最近、増加傾向にある不具合もござます。何故か増えている不具合ということで、今回は一つの症例をご紹介いたします。
しっかりとした原因は依然として不明ではありますが、ここ1ヵ月だけでも複数件ございましたので、ご確認頂ければ幸いです。
本体レールにジョイコンを挿しても反応しない……
ジョイコンは本体レールに挿し入れることで充電を行ったり、認識をさせたりしますよね。このレールに挿しても一切反応しないというご相談が今増加しているのです。
レールに挿しても反応しない場合、内部に起きている不具合は幾つかに分類されています。
- 1.本体レールと内部基板を繋ぐケーブルが外れてしまっている
- 2.本体レールと内部基板を繋ぐケーブルが切れてしまっている
- 3.本体レールと内部基板を繋ぐケーブル、もしくはジョイコンと接続する端子部が致命的な不具合を抱えてしまっている
このいずれかであると考えられます。1か2であれば、単なる外的要因(落としたり、何かしらの衝撃が影響している)と考えることができるのですが、3については外的要因とは断言できない状態なのです。
この中でもここ最近増加してきているのが、なんと「3」なのです。
最近増えている「レールの致命的な不具合」について
致命的な不具合と言うだけではピンと来ないかもしれませんので、しっかりと申し上げますと、それは「レールと本体を繋ぐケーブルに焦げが発生していること」なのです。
もしかしたら水分が影響しているのかとも考えましたが、今回の症例では水没反応や跡等は全く見受けられませんでした。
原因は正確には分かりませんが、現状2017年モデルで起きていることが確認できますので、もしかしたら経年劣化によるものなのかもしれません。
今回3例ご紹介させて頂きます。
Switchレール修理例①
レールの端子部を取り外した状態ですが、端子自体が黒ずんでしまっているのが見受けられるかと思います。
それだけでなく、こちらのケーブルについては、動作確認の際に発煙が見られましたので、そのまま使用していたら大変危険な状態であったと言えます。
Switchレール修理例②
こちらは少々分かり辛いかとは思いますが、よく見るとケーブルに黒い点のようなものがあるのが分かるでしょうか。
まだ軽度な状態ではありますが、このまま使用を継続していた場合には、もしかしたら更に症状が悪化していたかもしれません。
Switchレール修理例③
こちらはかなり重度です。ケーブルの下半分のほぼ全てに焦げが発生してしまっているのが見てわかるかと思います。それでも、発火しなかったのは不幸中の幸いと言えます。
もし反応が見られなくなったら・発煙したら?
発煙が見られた場合も、反応が見られなくなった場合にも、まずは電源を消しましょう。この時、電源ボタンを12秒間押して、完全に電源を切るようにしましょう。
その後、出来る限り通電をさせないようにレールからジョイコンを外します。そしてすぐに任天堂さんや、もしくは街の修理屋さんに相談をするようにしましょう。
今回のようにケーブルが原因で起きていた場合には、対象の部位を交換することで改善が見られる可能性があります。
ゲームホスピタルでも勿論修理は受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。また、郵送修理も受け付けております。
遠方にお住まいの方や、新型コロナウイルスの影響もあって外出を控えているという方も、郵送修理であればご依頼頂けるかと思います。この機会だからこそ、お気軽にご相談くださいませ。
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