今回お持ち込みいただいたのはPS4になります。
症状としてはディスクを入れると直ぐに、または長くても30分程で勝手に排出されてしまうそうです。
有名なディスクイジェクト不具合ですね。巷では通称ピピピというようです。
原因としてはイジェクトボタンがタッチセンサー式なので静電気が溜まる事により誤作動が発生する…というようなことが言われていますね。
熱暴走が原因であるとも言われています。
今回作業してみて、おそらくですが一番の原因はほこりかな、と感じました。
メンテナンスでお受けしましたが完全にすべて分解してほこりを全て除去して集めると、ほこりがこぶしほどの大きさに集まりました。(笑)
ホコリは静電気で付着しますし、ほこりによって熱がたまるので勝手に排出されるような不具合が起きたんじゃないかと思います。
稀にディスクドライブの機械的な故障の場合がありますけどね。
PS4を保証内でどこまでメンテナンスできるか
保証内で行えることは外側の端子部分やHDDベイカバーを外したHDD周辺のみになると思います。
ゴム足をつけるとか縦置きにするとか色々言われていますが
原因がホコリであるならアクセスできるところは全て清掃したほうがいいと思います。
端子や吸気口をエアダスターで溜まっているほこりを飛ばす、掃除機で吸う、などですね。
また縦置きにするのは構造上効果が期待できます。
一度清掃してからは周りの環境を見直してほこりがたまらないように定期的に部屋全体も清掃してあげるのが良いと思います。
ゲームホスピタル奈良店ではメンテナンスも行っております。
写真は勝手にディスクが吐き出されないか組立後に確認している所です。
メンテナンス前にあったちょっと大きめの動作音はかなりちいさくなり、1時間ほどつけっぱなしにしていましたがディスクが出てくる事もありませんでした。
今回のようなピピピ現象やディスクが飲み込まれる症状、発熱、異音などの症状が出てきましたら
ゲームホスピタル奈良店に是非お任せください。
ゲームホスピタル奈良店ではゲーム機の部品交換を必要としないメンテナンス作業も承っております。
PS4 の初期型は全部品の分解と清掃、グリスアップなどで不具合が改善される事も多いです。
正規の保証は効かなくなるなどのリスクはもちろんありますのでその点はご了承くださいませ。
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