Switchの高温注意。原因は冷却ファンではなくて本体基板!?
2021.05.15 修理速報 Switch 冷却ファン交換修理 , Nintendo Switch
お子様や大人の方々など様々な層に愛されているSwitch。
そんなSwitchですが、何年か使用していると、突然「高温注意」の表示が出ることがあります。
この高温注意の原因は様々ですが、基本的には冷却ファンを交換することで直る場合がほとんどです。
ですが、状況によっては冷却ファンを交換するだけでは改善しないこともあるのです。
ある特定のモデルにのみありがちな不具合なのですが、この場合には冷却ファンだけでなく、本体基板側が原因になってきます。
冷却ファン付近にある一部のチップが不具合を起こしてしまうことで、ファンが一切動かなくなってしまうことがあるのです。
赤い枠のコネクタが冷却ファンに繋がっているのですが、その奥に黒いチップのようなものがあるのが分かるかと思います。
このチップが原因で冷却ファンが回転しなくなっていることがあるのです。
チップの取り外しを行うことで、しっかりと回転する状態にすることが可能となっています。
こちらがチップ取り外し後の冷却ファンになります。
よく見るとグルグルと回転しているのが分かるかと思います。
冷却ファンが回転するようになったため、これで高温注意の表示は出なくなっています。
これで問題なくSwitchで遊ぶことができるようになったというわけです。
もちろん、これはごくまれな例で、基本的には冷却ファンを交換すれば改善するものがほとんどです。
その他、Switchのドックに差したまま何時間もゲームを遊びますと、本体基盤が歪んでしまったり、冷却ファンが破損していなくても高温注意の表示が出てしまうこともあります。
ですが携帯モードのままで高温注意の表示が頻繁に出る場合にはファンが回っていない可能性もあります。
お早めにご相談くださいね。
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