充電が出来なくなってしまったswitchも修理可能です!
2022.04.17 修理速報 Switch 充電口修理 , Nintendo Switch
本日は、充電が出来なくなってしまったswitchの修理についてです。
充電が出来なくなった後、2年ほどそのまま放置されていたらしいので、バッテリーも劣化していて、交換が必要になるかもしれません。
充電口内部が物理的に壊れていたので、どちらにせよ充電口の交換は必要そうなところ。
後は、基板上の充電関連のICチップや映像出力関連のICチップが壊れていなければ良いのですが、こればかりは充電口の交換をしてみないと分かりません。
ということで、早速充電口の交換を試してみようかと思います。
switchの充電口は、内部の基板に直付けされています。
そのため、まずは基板自体を取り出す必要がございます。
外装カバーを外し、その内にある金属フレームを外し、バッテリーのコネクタやヒートシンク、ゲームカードスロット基盤、冷却ファン、画面コネクタ、スピーカーコネクタ…
取り外すだけでも一苦労ですね。
取り外し後は、充電口の部品を外します。
画像赤丸のようなピンが画像青丸部分にもあり、はんだごてなどでは加熱が出来ないため、この取り外し&取り付けにはヒートガンを用いて作業します。
この際に、他の微小パーツが取れてしまうと起動不可などに陥りかねないので、周りの微小パーツ部分にはあらかじめ耐熱テープなどで固定しておきます。
交換後は、仮組み状態で動作確認をしたいところですが、ほとんど組み上げてしまわないと確認が出来ないので、一度で起動して欲しいところです。
充電ケーブルをさしてみると、充電マークが付きました!
バッテリーが劣化しているのかしばらく充電しないと電源は入りませんでしたが、バッテリーの交換も必要ないようです。
映像出力や他の動作にも問題はみられないようですし、これにて修理完了です。
switchの充電口の修理は、充電口の部品の交換だけで直るのであれば、1~2時間ほどで修理可能です。
ただし、基板上のICチップの交換が必要な場合は、スマホスピタルの基板修理部署にお願いすることになるので、1~2週間ほどお時間を頂くことになります。
ICチップの交換も当店で出来れば良いのですが、かなり高度な技術が必要になるもので…
お急ぎで修理されたい方には申し訳ございませんが、その旨ご了承頂ければと思います。
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