液晶画面の表示がおかしくなってしまったswitchの修理
2022.05.16 修理速報 Switch 液晶画面交換修理 , Nintendo Switch
本日は、液晶画面の表示がおかしくなってしまったswitchの修理についてです。
switchの画面は、タッチパネルと液晶画面で分離しています。
タッチパネルは厚めのアクリル製のため、タッチパネルや液晶画面が割れてしまうことは稀です。
ただし、タッチパネルが無事でも落下の衝撃で液晶画面が故障してしまうこともあります。
今回は正にそのパターンですね。
落下の衝撃にて基板の極小部品などが取れてしまっている可能性もない訳ではありませんが、起動自体は問題なく行えておりましたので、ひとまずは液晶画面を交換して様子を見てみましょう。
まずは、switchの外装カバーを外して、基板が見えるところまで分解してしまいます。
液晶画面のケーブルは、基板の下側からケーブルが伸びてきています。
基板を取り外せる状態にまで分解する必要はありませんが、手前側に持ち上げられるくらいまでは分解する必要があるので、ヒートシンクや冷却ファン、ゲームカセット基板などは取り外す必要があります。
基板が持ち上げられるくらいまで分解できれば、後は画面を取り外す作業です。
表側のタッチパネルを外して、その下側にある液晶画面を交換します。
タッチパネルは強力な粘着テープで固定されているので、ヒートガンなどで温めながら粘着テープを切り離していきます。
この際に、液晶画面やタッチパネルのケーブルを間違って切ってしまわないように、画面右端には金属製のヘラなどを入れないように要注意です。
※画像は上下逆の状態で作業しております。
画面の交換が済めば、後は元通りに組み直して、動作確認です。
…タッチパネルや画面の表示にも問題なさそうですので、これにて修理完了です。
前述でも取り上げておりますが、switchのタッチパネルは厚めのアクリル製のため、非常に割れにくいものとなっております。
ただし、傷などにはそこまで丈夫に出来ている訳ではありませんので、やっぱり画面保護のフィルムなどはあった方が良いかもしれません。
普段からほとんど持ち歩かず、ドックでTVに繋いで使用されるのであれば、必要ないかもしれませんが、持ち運んで使用することが多いのであれば、画面保護フィルムなどの使用もご検討して頂ければと思います。
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