起動できなくなってしまったPSP-3000の修理
2022.05.19 修理速報 ACソケット交換修理 , PSP(PSP-3000)
本日は、PSP-3000の充電不良の修理についてです。
バッテリーが無くなりそうになり、充電したまま時間を置き、再度使用した際には充電がされていなかったとのこと。
通常だと、充電がされない場合にはバッテリーの不良なども疑うのですが、PSPはバッテリーが無くとも充電ケーブルを挿したままであれば起動が出来るゲーム機です。
バッテリーを抜いた状態で起動するかどうかを調べれば、バッテリーの不良か充電口側の不良かを判別することが可能です。
今回は、バッテリーを抜いた状態で充電ケーブルを繋いでいても起動出来ず、かつバッテリーを新品のものに入れ替えれば起動可能でしたので、充電口の不良の可能性が濃厚です。
基板側の問題の可能性もありますが、そこは充電口部品を交換してみればすぐに判別出来ることですので、早速充電口部品を交換していきたいと思います。
まずは、外装カバーを留めているネジを取り外します。
バッテリーの下にもシールで隠されたネジがあるので、そちらも忘れず取り外します。
ネジが外れると、画面側から外装カバーが取り外せます。
ツメが引っかかっているので少しだけ外しにくいですが、コツを掴めば簡単に外すことが出来ます。
後は、液晶画面の下に隠れている充電口部品のコネクタを取り外して、部品の交換をするだけです。
交換後は、ほとんど組み立てずに動作確認が可能なので、組み上げ前に充電ケーブルをさして起動してみます。
…無事起動して、バッテリーの充電も出来るようになりました。
これにて修理完了です。
PSPは、液晶画面や液晶部分のカバー裏側に指紋が付きやすく、またその指紋を落とすのが非常に大変です。
もしご自分で作業をするのであれば、指紋を付けないように静電防止の手袋を付けて作業するなどの工夫をするようにしましょうね。
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