プツッという音と共にすぐに電源が落ちるようになってしまった2DSの修理
2022.06.25 修理速報 画面交換修理(上画面) , 2DS
本日は、液晶画面をぶつけた拍子に電源がすぐに切れるようになってしまった2DSの修理についてです。
3DSなどの場合、カメラやスピーカーのフレキシブルケーブル、液晶画面のケーブルなどが断線していたりすると電源が入った後にプツッという音と共にすぐに電源が落ちてしまうのですが、今回も症状的には同様なので、画面以外が原因の可能性も考えられます。
とはいえ、画面自体にひびの跡のようなものも見られますので、恐らくは画面交換で直るとは思いますけどね。
ともあれ、実際の修理工程へと移りましょう。
まずはバックパネル側のネジを外して、外装カバーを取り外していきます。
外装カバー側にはカメラの部品がくっ付いているので、ケーブルを取り外すまではゆっくりと取り外すようにしましょう。
カメラのケーブルを取り外して、外装カバーを分離したら画面やタッチパネル、アナログスティックなどのケーブルも取り外して、基板を取り外せるようにします。
基板が外せればその下に液晶画面の部品があるので、そちらを新品の部品に交換して、動作確認となります。
仮組みをして、電源をON!
…ひとまず電源は切れないようになり、無事表示にも問題無し。
一通りの動作にも問題は無いようですので、元通り組み直して、これにて修理完了です。
2DSは3DSと比べて折りたたみの機構がないので、ケーブルの断線などはしづらいのが有難いところ。
とはいえ、スライドスティックは壊れやすいところに変わりはありませんし、経年劣化による故障は避けられません。
2DSともなると、修理用の部品なども少なく対応が難しいことも考えられますが、修理が出来ない訳ではありません。
気になる点などございましたら、お気軽にお問い合わせ頂けましたらと思います。
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