PS VITA2000の修理について。カーソルが勝手に動くなどの場合、ほとんどの場合がアナログスティックの交換で修理可能です。
2023.01.27 修理速報 アナログスティックの修理(PSP/VITA) , PSVita2000
本日は、勝手にカーソルが動いてしまうPS VITAの修理についてです。
携帯ゲーム機のカーソルなどが勝手に動く場合、ほとんどの場合がアナログスティック部品の故障です。
十字キーボタンも怪しくないという訳ではないのですが、十字キーボタンのいずれかの調子が悪い場合は、押しても反応しなかったり、反応し続けたりということが大半なので、何も触れていないのに勝手に動いたり、動く方向が都度違う場合などはアナログスティックの交換を試して行きたいところですね。
では、実際の修理工程へと移りましょう。
まずは、本体周りのネジを取り外して、本体と外装カバーとの隙間にヘラなどを挿しこみ、外装カバーを取り外していきます。
ケーブルが繋がったままなので、そちらを断線させないように注意して取り外しましょう。
外装カバーが取り外せたら、故障しているアナログスティック側のサブ基盤を取り外します。
特に難しいところはございませんが、基板が動かないように粘着テープで固定されている場合もございますので、外れにくい場合でも焦らないようにしましょう。
後は、故障しているアナログスティックの交換をして、元通りに組み立て直し、動作確認となります。
…勝手に動くこともなくなり、アナログスティックでの操作にも特に不具合が見られませんでしたので、これにて修理完了です。
PS VITAのアナログスティックは、型番が2000のモノの場合であれば入手は比較的容易なのですが、1000のモノとなってくると部品の手配に数週間のお時間が必要となってしまいます。
まぁ、現時点でも修理可能というだけ有難いんですけどね。
他にも型番によっては入手が困難な部品などもございますので、修理のご依頼をご検討されていらっしゃる場合には、型番を調べたうえでお問い合わせ頂けましたらと思います。
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