PS VITA1100のバッテリー交換。使用されているバッテリー次第では交換部品が用意できないかもしれません。
2023.03.06 修理速報 バッテリー交換修理 , PSVita1000
本日は、バッテリーの持ちが悪くなってきたというPS VITA1100のバッテリー交換修理についてです。
PS VITAの1000/1100で使用されているバッテリーは2種類存在しております。
前期型と呼ばれるバッテリーが型番でいうと『SP65M』、後期型と呼ばれるバッテリーが型番でいうと『SP65X』となります。
そして『SP65M』は交換部品が市場で流通しているのですが、『SP65X』となるとどこを探しても交換部品を取り扱っているところが見つかりません。
何故、前期型があるのに後期型がないんでしょうかね?
普通、逆になる気がするんですが…
ともあれ、このバッテリーですが、どちらが使用されているかは分解して開けて見ないことには確認のしようがありません。
お店のお近くにお住まいの方で、店頭にお持ち頂けるのであれば、確認くらいは無償で行えるのですが、郵送修理の場合は最悪往復分の送料だけはご負担いただくことになってしまいます点、ご容赦頂けましたらと思います。
と長い前置きはさておき、実際の作業工程へと移りましょう。
まずは本体裏側の+ネジ4本と、側面にある+ネジ4本の取り外しからです。
側面のネジ2本は、コネクタ受け口を隠しているカバーを外さないと見えないところにあるので、外し忘れに注意ですね。
ネジが外れたら外装カバーと本体との間にヘラなどを挿しこんで、外装カバーの取り外しを行います。
外装カバー側にバッテリー部品と背面タッチパッドの部品が附属しているので、勢いよく開けるとこれらの部品のケーブルを断線させてしまったりする恐れがあります。
外装カバーはゆっくりと開くようにしましょう。
バッテリーのコネクタと背面タッチパッドのコネクタを外して、外装カバーが取り外せたら、バッテリーを取り外して、型番の確認です。
SP65M…
市場に流通しているバッテリーでしたね。
となれば、後は部品を入手して、交換元通りに組み立て直して動作確認をするだけです。
交換後、バッテリーが充電できるのも確認が出来ましたので、これにて修理完了です。
当店ではPS VITAのような古いゲーム機の修理も承っております。
ただし、型番によっては交換用の部品が市場に流通していないということもございます。
ご相談の段階で案内出来れば良いのですが、以前は製造していた部品が急に製造されなくなり、在庫が尽きてしまうということもございますので、ご依頼後に部品の入手が出来ないということもない訳ではございません。
修理依頼品をお預かりする前に細心の注意を払うようには致しますが、その旨あらかじめご承知おき頂けましたらと思います。
スマホスピタル アル・プラザ小松店 店舗情報
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