画面に横線が入るようになってしまったswitch liteの修理。過去に水没などしていない限り、大抵は液晶画面の交換により修理可能です。
2023.04.20 修理速報 Switch 液晶画面交換修理 , Nintendo Switch Lite
本日は、画面に横線が入るようになってしまったswitch liteの修理についてです。
画面の表示不良は、ほとんどの場合が液晶画面の破損によるものです。
水没による影響や画面コネクタ部分の破損という可能性も考えられないこともないのですが、コチラが原因の場合は基本的に画面が映らないことが大半ですね。
では、実際の作業工程へと移りましょう。
まずは本体裏側のY字ネジと側面の+ネジを取り外して、外装カバーを取り外します。
この際に、micro SDカードが入っていると破損の原因となりますので、SDカードが刺さっていないかを確認し忘れないようにしましょう。
次にメイン基板を覆っている金属製のプレートを取り外して、バッテリーの接続を解除します。
バッテリーのコネクタは一見あるのか分かりづらいですが、メイン基板とサブ基盤を繋いでいるケーブルの下側に隠れています。
次にメイン基板やサブ基盤の取り外しです。
ヒートシンクや冷却ファン、ゲームカードスロット基盤やZL/ZRボタンの部品などを取り外してほぼ全ての部品を取り外します。
次に液晶画面部品の上に乗っかっている内部金属フレームを取り外します。
画面側からタッチパネルを取り外して作業しても良いのですが、タッチパネル部品を破損させやすいので、こちらから分解するのが吉ですね。
後は液晶画面を交換して、元通りに組み立て直すだけです。
ただし、液晶画面はタッチパネル側に強力な粘着テープで固定されているので、取り外しが非常に困難です。
ヒートガンや加熱マットを利用して取り外すのが良いでしょうね。
元通りに組み立てあがったら動作確認です。
…無事、画面の横線が入らないようになりました。
タッチなどの一連の動作にも問題は見られませんでしたので、これにて修理完了です。
Switch Liteは携帯性に特化させ、switchより安価で購入できるのが良いところなのですが、switchより分解がしづらい構造となっているのが難点…。
アナログスティックの交換などでも作業中にケーブルの受け口が破損してしまい故障個所が広がってしまうというような事例も多々あります。
故障の際には基本的に専門のお店に修理をご依頼されることをおススメ致しますが、ご自身でDIY修理をされる場合には入念な下調べして、作業手順をよく確認されるようにして頂けましたらと思います。
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