Switchの故障で多いのは?
2023.05.19 修理速報 据え置きその他修理 , Nintendo Switch
様々な修理のご依頼をいただきます。
中でも特に多い修理をご紹介。
本体側
起動不可
全く起動しない状態です。
この場合バッテリーなど起動に必要なパーツの交換を行っていきます。
バッテリー、液晶、充電口この3点は特に多い内容です。
また起動しなくなってしまう原因が水没の場合もあります。
Switchは水に対する施工はされていないため基板故障に繋がってしまいます。
起動しない中でも特に厄介なブルースクリーン
この原因は落下や衝撃による基板実装パーツの剥離、
本体湾曲によるパーツの剥離が多くの原因になります。
またこの状態になってしまうと改善した場合でも、非常に再発の可能性が高いため
改善の際は早めにバックアップとデータの引継ぎをすることをおすすめします。
ブルースクリーン以外にもオレンジスクリーンという症状もあります。
こちらも基板故障になり、ICを交換することで改善が可能です。
読み込まない、認識しない
ゲームカード、SDカードが読み込まない、ジョイコンが認識しない
この修理も非常に多く特にSDカードスロットは多くなっています。
SDカードが読み込まない原因は単純にSDカードスロットが壊れてしまっただけでなく
本体湾曲により、基板側のコネクタのはんだが取れてしまっていることや
はんだが取れてしまったことにより、読み込みのためのピン抜けなども原因になります。
ゲームカードスロットは内部の読み込むためのピン折れと
その際にゲームカードスロット基板と言われるメインの基板とは別の基板が
短絡してしまうことが原因です。
基板自体を交換することで改善が可能です。
ジョイコンの認識、充電不良
これは経年劣化による接触不良が起きている場合もあります。
しかしそれ以外にも基板パーツの故障や内部パーツの故障が原因で
認識、充電が出来なくなることがあります。
ジョイコン
スティックの故障
症状は基本的には誤作動が多いですが、中には折れてしまったり
押し込みが効かなくなってしまうことがあります。
ほとんど交換で改善が可能です。
ボタンの故障
ボタンと言ってもたくさんありますが、
LRボタンの故障は多いようで、Lボタンはパーツですが
Rボタンは基板に取り付けられています。
ボタンパーツの破損や基板剥離によることが原因です。
もちろん基板の交換や剥離したパッドを補修することで改善が可能です。
Switchの修理と言ってもたくさん交換するパーツがあります。
また最近では自己修理用で交換用のスティックを販売していたり、
カスタムパーツがあります。
しかし交換する場合の自己分解も注意が必要です。
SwitchのネジはプラスだけでなくY(ワイ)ネジと言われるネジが使用されています。
特殊なネジというだけでなくしっかりとした方向に力を入れないと
簡単にネジが舐めてしまいます。
舐めてしまったネジは最悪ネジや周りを削ることで分解することができます。
しかし、再利用ができなかったりネジを外すことが困難な場合もあります。
Switchに限った話ではなく自己分解で破損していることはよくあります。
カスタムなどもご相談いただければご対応可能です。
お困りの際はお気軽にご相談ください。
スマホスピタル 練馬店 店舗情報
- 住所
- 〒176-0001 東京都練馬区練馬1丁目6-17 ライフビル1階西側
- 営業時間
- 11時~20時
- nerima@smahospital.jp