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PS4の内部クリーニング+グリスの塗り替え修理！

 

 

PS4の経過年月について

 

PS4は2014年2月の発売された据え置きゲーム機です。

PS4にはいくつかの世代がございます。

PS4 CUH-1000は2014年2月発売、PS4 CUH-1100は2014年9月、PS4 CUH-1200は2015年6月と型番によって発売時期が異なります。

ノーマルのPS4は新しいものでも2015年ですので、8年が経過する機器になります。

 

PS4は一部のモデルが公式修理が終了している

 

PS4では、下記のモデルが公式の修理サポートが終了しています。

PS4ノーマルシリーズ

CUH-1000シリーズ

CUH-1100シリーズ

CUH-1200シリーズ

PS4 Slimシリーズ

CUH-2000シリーズ

CUH-2100シリーズ

PS4 Proシリーズ

CUH-7000シリーズ

 

PS4の型番を調べるには…

ノーマルタイプであれば、PS4裏面に記載がございます。

SlimタイプとProタイプであれば、ケーブル差口側のSONYロゴマーク下付近に記載がございます。

 

PS4の内部の状況について

 

長期間使用している事から内部に埃が溜まってしまったり、グリスが乾いてしまっていたりする可能性が高くございます。

排熱効率が悪くなると、電源が落ちたり、冷却ファンが高速で回りだし音が発生したりと、不具合が生じます。

長期間使用していることからHDDも故障しかけている可能性もありますので、バックアップを取りつつご使用をオススメ致します。

 

 

 

クリーニング+グリスの塗り替え修理へ

 

今回お持ち込み頂いたPS4は、CUH-1100になりますので、2014年9月発売と9年近くが経過しています。

購入時期が遅かった可能性もありますがそれでも7年ぐらいは経過している端末の可能性がございます。

クリーニングの他、CPUの熱を効率よく排出させるグリスもカピカピになっている恐れがございますので、

PS4のクリーニング+グリス交換を推奨しております。

 

分解工程のご紹介をしますが、ところどころ細かな埃や大きな塊となった”埃が映ります”。”ご注意下さいませ”。

 

分解には表側と裏側両方とも外していきます。

 

分解するには、トルクスネジが使われており、トルクスドライバーとプラスドライバーが必須になります。

PS4を分解するには、分解禁止シールを剥がす必要がございます。

こちらのシールを剥がすと公式修理がお断りされてしまいます。

 

 

 

ケーブルを差し込む側では、トルクスネジ4本を外していきます。

PS4のモデル等により分解方法が異なりますのでご注意下さいませ。

 

 

まずは、表側のカバーを外し、HDDを取り外します。

ネジ1本外す事でHDDの取り出しが出来ます。

HDDからSSDへの交換も行っておりますのでお気軽にご相談下さいませ。

 

 

年月が経過しているため、ところどころに埃が溜まっています。

 

 

HDDを外したら次に片側のカバーも外していきます。

 

 

表側には大きいプレートが固定されており、その下には基板がございます。

ところどころ、塊となった埃や細かな埃が出来ていますので清掃していきます。

 

 

下側にある埃が溜まった箇所には冷却ファンがございます。

外に排出出来なかった埃が溜まってしまっていますね。

 

 

キレイに清掃しプレートをアルコール等で拭いていきます。

 

 

プレートの清掃が完了しても反対側も残っています。

プレートを外すには複数のトルクスネジを外す他、裏側から別のネジを外す必要がございます。

 

 

反対側のカバーを外すとこちら側にも埃が溜まってしまっています。

裏側は、冷却ファン、光学ドライブ、電源ユニットがございます。

 

 

冷却ファンから漏れた埃が光学ドライブへ溜まってしまっています。

 

 

カバー側にも細かな埃が溜まっていますので取り除きます。

 

 

出来る範囲で先に埃を取り除いていきます。

 

 

 

次に電源ユニットを取り外していきます。

プラスネジ2本にトルクスネジ3本を取り外し、バッテリーの補助電源ケーブルを抜きます。

電源ユニットを真上に持ち上げ取り外します。

 

 

電源ユニットにも埃が溜まっていますので取り除きます。

 

 

 

冷却ファンの排出口付近にも溜まりがちです。

 

 

電源ユニット内部にも埃が溜まっています。

電源ユニット部は特に注意が必要で埃が溜まってしまうと発火の危険性やショートする危険性がございます。

何年も経過していますので埃が溜まっている事は間違いない無いですね…。

 

 

まずは、可能な限り埃を落としてから分解してクリーニングをしていきます。

 

 

電源ユニットと冷却ファン排気吸気口をクリーニングします。

 

 

次に、電源ユニット下にあるケーブル類を外していきます。

ケーブル類他、黒い+ネジを一本外します。

 

表側に戻り、プレートを外します。

基板が白くなっているところはすべて埃になります。

 

 

基板を外し表側も確認していきます。

グリスが乾いており、周りには塊が出来ています。

 

 

基板の下側も埃やグリスの残りがありますので清掃していきます。

 

 

プレートの裏側も外し溜まった埃を取り除きます。

 

 

すべて清掃が終わったら逆手順でパーツを組み上げて行きます。

 

 

古いグリスは拭き取り、新しいグリスを塗っていきます。

CPU周りにあるチップに貼られたテープは重要な物ですので無くさないようご注意くださいませ。

 

 

グリスを塗ったら基板を戻していきます。

 

 

基板を取り付け、プレートを戻し、電源ユニット類も戻していきます。

 

 

すべて組み上げます！

動作の確認のため数時間立ち上げたまま放置し問題なければ修理完了です！

 

 

修理まとめ

 

古いPS4は今回の様にホコリが溜まったり熱暴走を起こす可能性がございます。

また、古いPS4はBLODと呼ばれる起動しなくなる故障もございますので必ずバックアップを取りましょう！

 

PS4のクリーニングやグリスの塗り替え修理の事ならゲームホスピタル八王子店にお任せ下さいませ✨

 

機種名

◆機種 :SONY PlayStation 4 (PS4)

◆型番・モデル番号 :CUH-1100A

料金・時間

◆クリーニング+グリス塗り替え: 12800円(税込)※2023年11月9日現在価格

◆修理時間:180分～

 

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