カーソルが勝手に動く⁉︎Nintendo Switch Lite のアナログスティック交換修理。
2024.06.18 修理速報 Lite アナログスティック交換修理 , Nintendo Switch Lite
本日の修理はこちら。
Nintendo Switch の兄弟機で持ち運びに特化したNintendo Switch Lite です。
ゲーム中にキャラクターが勝手に動く、ということでお持ち込みいただきました。
こちらはアナログスティックの故障で、通称ドリフト現象と呼ばれています。
Nintendo Switch のジョイコンのアナログスティックで非常によく発生する故障で、同じような構造のSwitch lite でもよく発生する故障の一つです。
原因としてはパーツ自体の劣化であることが多いので、避けることはできません。
さらにSwitch lite の場合、Switch のようにコントローラーだけを買い替えるということができませんので非常に不便です。
それでは修理を開始しましょう。
今回の修理は、Nintendo Switch lite の左スティックの交換修理です。
Switch lite の場合は左側と右側で大きく構造が異なり、左スティックのほうが比較的少ない手順で交換できます。
ゲーム機としては左スティックの使用頻度が多いはずなので、その辺りは交換しやすいように考えて設計してあるのでしょうか。
背面のパネルを取り外し、その下のヒートシンクを取り外します。
バッテリーを外して端末の安全を確保したら、右側の小さな基盤を取り外します。
ネジやケーブルがいくつもついているので、外し忘れのないように。
基盤を持ち上げると、そこにはねじ止めされたスティックが。
これを新しいものと交換して、分解した部分を元に戻していけば修理完了です。
もし右スティックの場合はメインの大きな基盤を外す必要がありますので、倍の手間がかかってしまいます。
もしご自身で交換にチャレンジしようとしている方がいらっしゃる場合は、十分に注意して作業を行いましょう。
ですが作業は細かく複雑ですので、リスクを考えると公式修理や修理店に依頼することをお勧めします。
SO
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