【Switch】コントローラースティックが勝手に動く原因と対処法を紹介
2024.06.03 機種別お役立ち Nintendo Switch SwitchJoy-Con スティック修理
ゲームを楽しんでいるときに「Switchのスティックが勝手に動く」「思い通りに操作できない」とストレスを感じていませんか。思い通りにゲームを進められないと、イライラしてしまいますよね。
そこで今回は、Switchのスティックが勝手に動く原因や、自分で直す方法を解説します。Switchのスティックを直し、ストレスなくゲームできるよう参考にしてみてください。
目次
Switchコントローラーが勝手に動く4つの理由
NintendoSwitchで遊ぶときに使うスティックが勝手に動くことは珍しいことではありません。ゲームのコントローラーが勝手に反応したり、思うように反応しなかったりといった不具合を「ドリフト現象」といいます。
では、なぜスティックが勝手に動いてしまうのでしょうか。ここからは、Switchのスティックが勝手に動く理由を解説します。
コントローラーが故障している
Switchのスティックが勝手に動く原因として、スティックの故障が考えられます。Switchのソフトによっては激しい動きを繰り返すことも多く、強い力がかかることで壊れることがあります。
Switchのスティックは操作で最も使用される箇所のため、内部の可動部分が摩耗しやすいのです。購入してから時間が経っているコントローラーであれば、故障を疑ってみても良いでしょう。
また、パーツは金属なので金属疲労によりパーツが曲がってしまうことによっても正常に動作ができなくなってしまうことがあります。
Switch本体に不具合がある
Switchのスティックの動きが悪いと感じる場合は、操作するコントローラーだけでなく、その操作を読み取るSwitch本体に不具合が生じている可能性があります。
Switchの本体は、経年劣化が原因で故障してしまうこともあります。また、普段からの扱いに問題がある場合も故障につながります。Switchのスティック自体に問題がない場合でも、本体に問題があれば不具合が生じてしまうでしょう。
スティックの根元が削れている
コントローラーのスティックの根元が削れて、誤作動を起こしている可能性もあります。スティックの根元に、削れたプラスチックの白い粉がついていないか確認してみましょう。
ゲーム中に激しくスティックを動かし続けると、削りかすが内部に入り込みセンサーの不具合を引き起こすことがあります。白い粉に気がついたら、こまめに取り除いてください。
ホコリなどが詰まっている
経年劣化や扱い方による故障だけではなく、Switchのスティックや本体にホコリが溜まっていることも考えられます。小さなホコリが機器の隙間に入り込み、接触不良を起こすことから勝手に動いてしまうのです。
このように、スティックや本体そのものに故障がなくても、接触に不具合が起きるケースもあります。
【7つの対処法】自分でできるスティックの直し方
Switchのスティックの動きが悪く、経年劣化や故障の可能性がある場合はどのように対処すれば良いのでしょうか。ここからは、自分ですぐに試せるSwitchのスティックの直し方を解説します。
コントローラーのシンクロボタンを何度か短く押す
ゲーム中の動きに違和感があるときは、まずコントローラーのシンクロボタンを押してみてください。シンクロボタンは一時的にコントローラーと本体との接続を切るスイッチで、Joy-Conなら側面、Proコントローラーなら上部に設置されています。
一時的に動きに異常があるときにシンクロボタンを何度か押すと、不具合がリセットされ改善される可能性があります。シンクロボタンを押して接続が切れても、ボタンをどれかひとつ押せば再接続できます。コントローラーの不具合が発生したら、まず試してみてみましょう。
コントローラーのスティック補正をする
任天堂の公式ホームページのサポートによると、以下の手順でSwitchのスティックの補正が可能です。補正を行うことで、勝手に動く症状が改善する可能性があります。
ホームメニューから「設定」を選択
「コントローラーとセンサー」のなかから「スティックの補正」を選択
不具合が起きているスティックを押し込む
(バージョンによってはスティックを一定方向に傾ける)
画面の指示に沿ってスティックの反応を確認する
補正の必要がある場合は「補正する」を選択する
画面の指示に沿って補正を進める
以上の方法で、不具合が起きているスティックの補正を進めてみましょう。改善されない場合や、補正が完了しない場合はスティックもしくは本体の故障が考えられます。
コントローラーのジャイロセンサーを補正する
コントローラー内のジャイロセンサーの不具合が原因で、操作が正確に伝わっていない可能性もあります。動きに違和感があるときはコントローラーを平らな場所に置き、5秒ほど放置してみましょう。特別な操作をしなくても不具合がリセットされます。
改善しない場合は、次の手順で本体側の補正を行います。
1.本体からJoy-Conを取り外す
2.「設定」から「コントローラーとセンサー」を選択する
3.「ジャイロセンサーの補正」にすすみ、「本体を補正する」を選択する
Joy-Conを使用している場合は、ジャイロセンサーの補正後にコントローラー補正してください。マイナスかプラスボタンを長押ししたあと、平らな場所に5秒置けば完了です。
スティックの周りを掃除する
Switchのスティックや本体に問題がない場合でも、ホコリが不具合の要因になっている可能性があります。そのため、スティックの周りを掃除することで改善することもあります。
しかし、精密機器なので水分を含んだタオルでの掃除は大変危険です。さらなる故障を引き起こす可能性も考えられますので、スティック周りの掃除にはストローを使用しましょう。スティックにストローの先を向けて、ゴミやホコリを吹き飛ばすイメージで息を吹きかけます。直接息を吹きかけると、ツバが入り込む恐れがありますので注意してください。
また、電子機器のゴミを洗浄するために、接続不良を改善する接点洗浄剤のスプレーを活用するのもおすすめです。接点接着剤のスプレーを、スティックの根本に差し込んで吹き付けてみてください。
その後、エアダスターなども購入された場合はエアダスターでホコリなどを飛ばしてあげることで症状を改善できる場合があります。
コントローラーの更新を行う
Switchのスティックの不具合を直す対応として、コントローラーの更新を行う方法があります。購入してからソフトウェアの更新ができていない場合は、最新の状態にすることでスティックが勝手に動く症状を改善できるかもしれません。
コントローラーの更新は、Switchの「設定」から「コントローラー」を選択し、「コントローラーの更新」を押せば完了です。
コントローラーの登録を解除・再接続してみる
コントローラーを無線で使用している場合は、一度本体との登録を解除して再接続すると症状が改善される可能性があります。次の手順で解除・再登録を行い、動作に問題ないか確認しましょう。
1.コントローラーを本体から取り外す
2.「設定」から「コントローラーとセンサー」を選択する
3.「コントローラーとの通信を切る」を選択し、Xボタンの長押しで登録を解除する
4.コントローラーを再度本体に取り付けると、自動で再登録できる
Proコントローラーなら有線接続してみる
Proコントローラーを有線接続に変えるのも有効です。通信状態が原因の場合は不具合を改善できる可能性があります。一度すべてのコントローラーとの通信を切る必要があるため、次の手順で登録を解除し、有線接続に切り替えて動作を確認しましょう。
1.「設定」から「コントローラーとセンサー」を選択する
2.「コントローラーとの通信を切る」を選んで登録を解除する
3.Switch をTVモードにする
4.コントローラーをUSBケーブルで接続する
5.画面の表示から「設定」を選択し、「コントローラーとセンサー」にすすむ
6.「Proコントローラーの有線通信」で「OFF」から「ON」に切り替える
Switchコントローラーが勝手に動くトラブルを防ぐ方法
コントローラーは動かす頻度が高く、壊れやすいパーツです。次の2点に注意して壊れるリスクを減らしましょう。
コントローラーの汚れと保管場所に気をつける
コントローラー全体やスティック周りの汚れは故障の原因になります。コントローラーはこまめに掃除しましょう。
ゴミが内部に入り込むリスクがあるため、コントローラーをホコリっぽい場所に放置するのはNGです。内部のサビも不具合の原因になるため湿気を避けて保管しましょう。
コントローラーのスティックに保護シールを貼る
市販の保護シールも活用しましょう。コントローラーのスティック部分の消耗を減らすのに役立ちます。汚れていると粘着力が低下するため、しっかり掃除をしてからシールを貼りつけてください。
スティックの負担を減らすエイムリングはあるものの、スポンジが劣化しやすい傾向があります。剥がれたゴミが内部に入りこむと不具合の原因になるため注意しましょう。
それでもスティックが勝手に動く!自分で直せないときは…
先述した対応をしても、スティックが勝手に動く不具合が改善されない場合もあります。その場合は、自分で直せない場所に問題が起きている可能性があります。
自分で直せないと判断したときは、以下のような対応をおすすめします。
コントローラーを修理に出す
Switchのスティックの補正や掃除を行ったにもかかわらず、改善が見られない場合は修理に出して、専門家にしっかり見てもらうと安心です。
任天堂に修理を出す場合は、まず購入したSwitchが保証期間内であるか確認しましょう。保証期間内であれば基本的に無償での修理が可能です。購入からしばらく期間が空き、保証期間外の場合は2,200円の修理費用がかかります。修理期間は10日から2週間程度を目安にしておきましょう。
任天堂に修理を出すほかに、一般の修理店を利用する方法もあります。即日修理が可能な業者もありますので、急いでいる場合や任天堂の保証期間を過ぎている場合は、ほかの修理店を検討してみてはいかがでしょうか。
ゲームホスピタルでも、Switchのスティックの即日修理を行っています。そのため、ゲームと離れる時間が短くて済むといったメリットがあります。また、修理後に3ヶ月無償保証もありますので、安心して利用していただけます。修理代に関しても、高品質で低価格を心がけております。
コントローラーを買い替える
自身で不具合を改善できず、修理を考えたとしても保証期間を過ぎていれば修理費用がかかります。また、修理業者の見積が新品の価格よりも高い可能性もあるでしょう。そのような場合は、修理に出さず買い替える方がお得といえるでしょう。
まずは、自分で対応してから任天堂の保証期間を確認したり、業者に見積をお願いしたりしてかかる費用を確認します。その価格と新品のスティックの価格を見比べてから修理にだすか、買い替えるかを判断しましょう。
限定モデルの場合は基本的にはジョイコン単体での購入ができないため買い替えるよりも修理に出される方が多い傾向があります。
どれが限定モデルかわからないなどあればお電話にてご相談いただくか、ネットでお使いのSwitchについて調べると分かりますのでこちら踏まえてご検討ください。
2021年に発売された有機ELモデルのSwitchに付属で付いているジョイコンも同じアナログスティックが使用されています。
Switchは持ち運びが楽で比較的軽く、操作がしやすいように作られています。
見た目よりも内部の構造は複雑で基本的には壊れないように作られていますがどうしても力が加わる部分なのでご利用いただいている方の使用頻度や環境によりすぐに壊れてしまう場合があります。
その際は修理やお買い替えをご検討ください。
まとめ
今回は、NitendoSwitchのスティックが勝手に動くなどの不具合が生じたときの対処法を解説しました。勝手にキャラクターが動いてしまい、自分の思うように動かせないといった不具合は経年劣化やホコリが入り込み、本体の故障などが考えられます。
まずはスティックの補正を行うか、考えられる原因に対する対処法を試してみましょう。しかし、紹介した対応をしても不具合が改善しない場合もあります。
その場合は、修理に出すか新しいものを購入するか、保証期間や修理の見積りを照らし合わせて考えてみましょう。
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