Nintendo据置ゲーム機の生い立ち1
2019.02.17 お役立ち情報
みなさん、こんにちは。
本日は任天堂(Nintendo)が発売した据置ゲーム機の生い立ちを紹介したいと思います。
任天堂は玩具やコンピュータゲームの開発・製造・販売を行う日本の企業です。
日本人なら誰でも知っている会社ですね。
TOPIX Core30の構成銘柄にも選ばれています。
任天堂初のテレビゲームは「カラーテレビゲーム15」という機種でした。
1788年に発売して100万台を売り上げ、これを元に任天堂は本格的なテレビゲーム業界に参入することになりました。
廉価版の「カラーテレビゲーム6」という機種も同時に販売されていました。
この当時のテレビゲームは、ゲームソフトの内容が本体に内蔵されていたため、ソフトを交換して遊ぶということは出来なかったようです。
後続製品として、レーシング112(1978年)、ブロック崩し(1979年)、コンピュータTVゲーム(1980年)があります。
その後、1983年に発売されたのは「ファミリーコンピュータ」、通称ファミコンです。
8ビットCPUを搭載し、ゲーム機本体のスロットに差し込むロムカセットを交換することにより様々なゲームを楽しむことが出来ます。
当時アーケードゲームで人気を博していた「ドンキーコング」が見劣りなく家庭で遊べる性能を目標に開発されました。
代表作としては、ドラゴンクエストシリーズ、スーパーマリオブラザーズシリーズ、ゼルダの伝説シリーズ、ファイナルファンタジーシリーズなど、現在もリリースが継続されているタイトルが数多くあります。
また、ファミコンの周辺機器として、ファミリーコンピュータ ディスクシステムも販売されていました。
1993年にはAV仕様ファミリーコンピュータが発売されました。
通常のファミリーコンピュータにコンポジットビデオ出力が可能になったモデルです。
1990年には「スーパーファミコン」が発売されました。
16ビットCPUを搭載し、ファミリーコンピュータと比べ、表示や音源の処理能力が格段に向上しました。
1995年にはスーパーファミコンの周辺機器として、サテラビューという衛星データ放送サービスを受信するための受信端末が発売されました。
1998年にはスーパーファミコンジュニアが発売されました。
スーパーファミコンの基本性能はそのままに、小型化した廉価機になります。
1996年には「NINTENDO64」が発売されました。
64ビットCPUを搭載し、他の機種に比べて3Dポリゴンの演算能力と描画品質が高く、1996年時点で存在していた他のゲーム機よりも大幅に高性能になっています。
PlayStationの搭載するCPUの約4倍の処理能力を持っており、スーパーファミコン比では35倍にもなります。
64ビットCPUが売りになっていましたが、64ビットモードでは動作クロックが下がる仕様となっていたために、ほどんとどのソフトウェアでは32ビットで動作しています。
代表作としては、スーパーマリオ64、ゴールデンアイ007、マリオカート64、ゼルダの伝説 時のオカリナ、ニンテンドウオールスター!大乱闘スマッシュブラザーズなど。
NINTENDO64で登場したマリオパーティシリーズや、NINTENDO64において任天堂最後のソフトとなる「どうぶつの森」は、現在も続編が作成されている人気タイトルになっています。
1999年にはNINTENDO64の周辺機器として64DDという磁気ディスクドライブを発売しています。
2001年には「ニンテンドーゲームキューブ」が発売されました。
任天堂のゲーム機として初めて光ディスクが採用されました。
任天堂と松下電器産業が共同開発したDVDを基にした独自のメディアで、直径は8センチメートルで容量は約1.5GBです。
これは普及している一般的な規格と変えることで違法コピーを作りにくくするという海賊版の対策もありました。
NINTENDO64の反省を踏まえ、瞬間最大性能の高さよりも安定的に高性能を発揮し、ゲームを作りやすいハードウェアにすることを目標に開発されました。
2006年には「Wii」が発売されました。
無線通信で接続されるコントローラ「Wiiリモコン」による直感的な操作の実現や、独自のインターネットを利用した日常生活に役立つコンテンツであるWiiチャンネルといったサービス・機能を持っています。
任天堂はかつて据置ゲーム機のシェアで優位でありましたが、その多くをソニー・コンピュータエンタテインメントのPlayStationに奪われていました。
また、日本のゲーム市場そのものも1997年をピークに2006年まで縮小しており、任天堂はその原因を「ゲームの複雑化に伴うゲーム離れ」であると考えました。
家庭用ゲーム機がハードウェア、ソフトウェア共に大きな進化を遂げると同時に、システムや操作の高度化・複雑化が進み、あまりゲームをプレイしない人とゲームを良くプレイする人の間でゲームに対する心理的な距離に格差が生じ、ゲームに対するスタートラインが、人によって全く違う状況になってきているのではないかと考え、任天堂は3つの目標を掲げました。
まず、ゲーム人口の拡大です。女性や高齢者といった非ゲーマー層はもちろんのこと、ゲームから離れてしまった人を呼び戻すゲーム機ではなければならないと考えました。
2つ目は、ゲーム定義の拡大です。
Wii SportsやWii Fitといった、従来は存在しなかった作品を投入する必要があると考えました。
3つ目は、年齢や技量を問わず、誰もが同じスタートラインに立てるようなゲームデザインでなければならないと考えました。
その上で生まれたものが「Wiiリコモン」になりました。
結果、世界累計販売台数2000万台を発売から約60週で達成するに至りました。
PlayStation4は約64週で達成、ゲームボーイアドバンスは約75週で達成、ニンテンドーDSは約80週で達成、PlayStation2は約95週で達成と、歴代の家庭用ゲーム機の販売記録の中で見ても最速となりました。
スマホスピタル 博多駅前店 店舗情報
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