PS3の YLOD 修理も多く承っております
2021.11.12 お役立ち情報
当店ではSwitchなどのゲーム修理も広く承っております!
このコロナ禍、ご自宅でゲームをされる方も多いようでゲーム修理の件数も増えてきておりますが特筆すべきは「PS3 YLOD修理」です!
YLODとは、Yellow LED Of Deathと呼ばれ電源を付けるとパワーランプが一瞬黄色に光り、電源が切れてしまうPS3特有の症状です。
PS3と一口に申し上げてもいくつかの種類があり、大きく三つに分けられます。
・非常に大きく重たい、PS2ソフト対応機種も含む初期型
(CECHL00/CECHH00/CECHB00/CECHA00)
・初期型よりも平たく、正方形に近くなった中期型
(CECH-2000/CECH-2100/CECH-2500/CECH-3000)
・さらに軽くなりディスクトレーは横開きになった後期型
(CECH-4000/CECH-4200/CECH-4300)
当店のYLOD修理で承ることが多いのが上記の初期型となります。原因として多いのがグラフィックチップ(RSX)のハンダクラックです。
※ハンダクラック→ハンダが劣化によって割れてしまったりはがれてしまう事
PS3はメインで二つの集積回路(CPU・GPU)があり、それぞれの処理内容が分担されております。基本的にこの集積回路が働くと熱が発生し、それを検知してファンの回転数が変動します。
ここで問題なのが熱を検知して回転数が可変するのが一つの集積回路(CPU側)のみなのです。RSXというGPUがいくら熱を持ってもファンの回転数が変わることはなく、パーツ自体が非常に高温となり、接点のハンダが溶ける・ひび割れてしまうのです・・・。
当店での修理として、このひび割れてしまったGPUのハンダを再溶着させ改善を試みます。その為、基盤を取り外す作業となるのですが、これがほぼ全分解となります。
カバーを外した段階で多くの個体はホコリが混入しております。ホコリは排熱の妨げとなり、故障の原因ともなりますので入念にクリーニングを行いながら作業を進めてまいります。
分解を進めていくとメインの基板(マザーボード)にたどり着きます。画面中央に二つある四角いパーツが前述したCPUとGPUになります。
これらをヒートガンで熱してハンダの再溶着を行います。
以上が当店でのYLOD修理の内容となりますが、復旧したとしても根本的な原因の解決というわけではないので再発の可能性ももちろんございます。
修理に関してのリスクや料金、郵送方法に関して、基本的にお電話で一度ご相談頂ければ幸いです。ホームページにも詳細を表記しておりますので、ご参考にして頂ければ幸いです。
また、PS3などは大きく重たい為、郵送での修理対応も可能です!詳細は下記をご参照下さい。
→郵送修理の流れ
スマホスピタル 横浜関内店 店舗情報
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