YLODってご存知でしょうか?PSシリーズに起きる故障です!
2021.08.04 機種別お役立ち Nintendo Switch SwitchJoy-Con スティック修理
皆様あけましておめでとうございます。
新年皆様いかがお過ごしでしょうか。
関東では再び緊急事態宣言が発令されており自粛ムードになっている方も多いと思いますが、そんな中PS4が生産終了しますというニュースを拝見しました!
Sonyから発売されている本体でありますが、私も現役で使っているとても人気のあるゲーム機になりますが、こちらの本体が生産終了になってしまうので
衝撃を受けている方も少なくないと思います!
当店ゲームホスピタルでもPS4が壊れてしまって修理をお願いしますということでお持ち込みしてただくことが多くあります。
その中でも、多い修理内容が題名でもある通り「YLOD」という修理内容になります!
今回は、YLODに関してご紹介します!
YLODってなに?
Yellow Light of Deathという名前に省略で、起動はするものの、システムが故障しているので動作ができないことがあります。
PS4に限らずPS3などにも起こってしまう症状になりますが、据え置きの本体は基本的に本体にデータが入っているので大事なデータが抜けないということも多いので非常に不便になります。
更に、本体を公式のサポートに送ると内部のデータが初期化されてしまうので、データを優先に考えている方は悩まれる方も多いのが現状です。
見極め方法はこのように
「電源スイッチを入れる→緑色ランプ点灯(三秒ほどファンが回り稼働)→黄色ランプ一瞬だけ点滅(HDD読み込みと同時)→赤色ランプ点滅(電源が落ちる)」
という症状になります。この文面を見て頂いても起動が動作までいかないのでデータを出せないのがわかりますね。
原因と改善は?
原因としてはパーツの故障などではなく、一番の原因は「基盤」の故障が原因になります。
基盤についているCPUであったりGPU が熱暴走であったり、冷却システムが弱くなるとハンダクラックということが原因になっているため基盤の修理が必要不可欠になります。
基盤には無数の端子であったりハンダ固定されているパーツがあるため、これ!という端子は判断できませんが、ほとんどの症状がこのハンダクラックが原因になっています。
では、改善策はあるのかということですね。
実はこのYLODは、一時的な復旧ということになり、ほぼ100%の確率で再発することがあります!
当店では、CPUとGPUがある側とその裏側の基盤全体をヒートガンであたためる作業になり、それぞれ下のハンダを熱風でなじませることで起動をさせるという作業になります。
その為、絶対に再発しないということは言えませんが、データを出すためには試していただいてもいいかもしれません!
この作業は、ご自身でされる方も多いですが、ゲームホスピタルは精密ヒートガンで作業しますので多少改善率はあがると思います!
ゲーム内のデータはバックアップをしていないと頑張りが水の泡になってしまいますが、お困りの方は一度ご相談いただければと思います!
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