Switchの充電ができない原因は?正しい充電方法と6つの対処法
2024.04.01 機種別お役立ち Nintendo Switch Switch 充電口修理
Nintendo Switchを起動したら、「電源ゲージが減っていて充電されていないことになっている!」と困ってはいないでしょうか。
充電できてないと思ったとき、はじめに確認したいのが、本当に充電できていない状態になっているかどうかです。
今回は、Switchが充電できないとお困りの方に、接続の確認手順と6つの対処法を紹介します。
充電トラブルが起きたら、今回取り上げる方法をぜひ試してみてください。
目次
Switchが正常に充電できないときに考えられる原因とは?
Switchの充電ができないときは、慌てずに原因を突き止めていきましょう。ここからは充電できないときに考えられる原因について解説します。
純正ではないACアダプターを使っている
Switchの充電ポートはタイプCの充電器であれば使えるため、ほかのACアダプターでも問題なく充電ができます。
しかし、正規品ではないACアダプターを使用していると、充電がうまくできなかったり、プレイしながら充電しても消費電力に充電速度が追いつかなかったりなど、トラブルが発生することがあります。
とくに、格安品は耐久性が劣り、故障しやすくなっています。もしSwitchに端子を接続したまま故障すると本体も使えなくなるおそれがあるため、できるだけ純正の充電器を使用しましょう。
ACアダプターが充電ドックに接続されていない
充電ドックを使用して充電している場合、ACアダプターとうまく接続されていないと正常に反応しません。違う場所に差してしまっているときも同様です。
充電ドックには差込口が3つありますが、充電に使用するときは「AC AC ADAPTER」と表示されている部分に差しましょう。
ACアダプターがコンセントに挿入されていない
ACアダプターをSwitch本体や充電ドックのコネクタに差し込んでも、コンセントに差さっていなければ充電できません。
ACアダプターをコンセントに差してから時間が経っていた場合、接続部分が緩くなっている可能性が考えられます。「差したままだから問題ない」と思わずに、しっかり差さっているか確認することが大切です。
ACアダプターが故障している
ACアダプター自体が故障している場合、いくら充電しようとしても反応しません。基本的に、ACアダプターはケーブルの断線が多く故障しやすいものです。
見た目では判断がつかない場合があるので、ほかのアダプターを使って充電できるか確かめてみましょう。
たこ足配線で充電している
SwitchのACアダプターをコンセントに直接つながず、配線器具を介した「たこ足配線」にしてはいないでしょうか。たこ足配線にすると、必要消費電力が多くなくても、動作が不安定になってしまうことがあります。
また、テーブルタップ同士をつないで接続口を増やしている場合も、必要以上に電力を使用してしまうおそれがあります。
使える電気量には限度があり、上限のワット数を超えた状態になると電力が不足してしまいます。
バッテリーの寿命を迎えている
充電の調子が徐々に悪くなっている場合は、Switch本体のバッテリーの寿命が考えられます。あるいはバッテリー自体が故障しているケースも考えられるでしょう。
Switchに使用されているリチウムイオンバッテリーは、充電を繰り返す度に劣化していきます。ニンテンドーではSwitchを約800回充電するとバッテリーの性能が80%まで落ちると発表されています。
【Switch】本体やコントローラーの内蔵バッテリーの寿命はどれくらいですか?(任天堂株式会社)
そのため、明らかに新品のときより充電の持ちが悪くなったり、ACアダプターは正常なのに充電が進まなかったりする場合は、バッテリーの寿命を迎えているのかもしれません。
特に、充電をしながらプレイすると、バッテリーの劣化を早めてしまうため注意しましょう。劣化したバッテリーをそのまま使い続けていても状況は変わりません。一度劣化したバッテリーは良くなることがないため、バッテリーを新調する必要があります。
充電コネクタが破損している
コンセントをしっかり差し込んでいても充電できない場合は、Switch本体や充電ドックの充電コネクタが破損している可能性があります。
以前よりもケーブルを差し込むときに緩い気がするなど、しっかり差し込めていない感覚があるときは充電コネクタの破損を疑いましょう。
また、以下のような使用は充電コネクタに負荷がかかってしまい、破損する原因になります。
・充電したままゲームをプレイする
・充電ケーブルを抜く際、ケーブル部分を持って引き抜く
・充電中に本体を落としたり、重いものをぶつけたりなど、衝撃を与える
Switchの充電コネクタは非常にもろく、壊れやすい部分です。負荷がかかりすぎないように丁寧に扱いましょう。
本体がフリーズしている
Switchを長時間充電していて、画面が真っ暗なままのときは、本体がフリーズしている可能性が考えられます。
充電が完了していても、フリーズしている場合はバッテリーの残量が確認できません。画面が表示されない状態が続いている、操作できないという場合は、再起動しましょう。
万が一再起動できないときは、ICチップや基板の故障が考えられます。
まずは正しく充電できているか確認する
Switchの充電ができていない理由としては、コンセントが外れているといった、単純なケースも考えられます。
正しく接続されていないと充電できませんので、正しい手順で充電されているかまずは確認しましょう。
Switchの充電については、ドックに差し込む方法、ACアダプターを差し込む方法、充電スタンドで充電する方法があります。
ここでは、それぞれの正しい手順を説明していきます。
【手順】ドックに差し込むとき
Switch本体に付属しているドックに差し込む場合は、以下の手順で充電します。
1.付属のACアダプターをSwitchのドックに接続する
2.ACアダプターをコンセントに接続する
3.Switch本体をドックに差し込む
4.一瞬テレビ出力ランプが点灯するので確認する
5.付属のドックを利用した充電は、Nintendo Switchのみ可能です。
Nintendo Switch Liteは、ドックに差し込めませんので注意しましょう。
【手順】ACアダプターを直接本体に差し込む
次に、ACアダプターを直接本体に差し込んで充電する手順を紹介します。Switch Liteを使っている場合は前述したようにドックでの充電はできませんので、後述する充電方法を参考にしてください。充電の手順は以下のとおりです。
1.付属のACアダプターをSwitch本体に接続する
2.ACアダプターをコンセントに接続する
【手順】別売りの充電スタンドを使う
別売りですが、Switch、Switch Liteともに専用の充電スタンド(フリーストップ式)を利用した充電もできます。充電スタンドでの充電の手順は以下のとおりです。
1.Switchの充電スタンドを広げて平らな場所にセットする
2.充電スタンドに付属のACアダプターを接続する
3.ACアダプターをコンセントに接続する
4.充電スタンドにSwitch本体を差し込んで充電する
Switchが正常に充電できない!6つの対処法
ここまで、Switchを充電するための正しい手順について説明してきました。手順に沿って接続することで改善できた場合は、正しく接続できていなかったことが原因といえます。
接続し直しても充電ができない場合は、ほかに原因があるので、以下の6つの対処法を参考にしてみてください。
1. 正規のACアダプターを使用する
ACアダプターだけの問題ならまだしも、Switch本体の故障の原因にもなりますので、正規品以外を使用するのはおすすめしません。
正規のACアダプターは、「HAC-002(JPN)(Nintendo Switch ACアダプター)」です。正規品を使用していない場合は、正規のACアダプターに交換しましょう。
2. ACアダプターを直接コンセントに差す
たこ足配線で接続している場合は、直接コンセントに接続し直すことで充電できるようになる場合があります。
複数の家電を接続するたこ足配線は、故障の原因になるだけではなく、火災につながるおそれもあります。
使用できる電力量は決まっているので、消費電力量が許容量を上回らないように気をつけなければなりません。充電できないときは最初から直接コンセントに接続してみることをおすすめします。
3. ACアダプターをドックの正しい場所に差す
Switch付属のドックを使って充電している場合は、誤った場所に接続していることが原因で充電できていない可能性があります。
ドックの接続端子は3箇所あり、HDMIやUSB端子の接続箇所とACアダプターの接続箇所を誤りやすいためです。3つの接続箇所のうち、一番上にあるのがACアダプター端子になります。
「最近ドックで充電するようになった」など、ドックで充電するようになって調子が悪くなった場合は、接続場所に誤りがないか確認してみましょう。
4. 本体を強制再起動する
Switchを長時間充電していて、画面が真っ暗なままのときは、本体がフリーズしている可能性が考えられます。フリーズしているときの対処法は、強制再起動です。
本体の強制終了は、Switchの電源ボタンを12秒以上長押しすることでできます。強制終了後、Switchを再起動してみて、無事起動できたら、Switchを充電できるか確かめてみましょう。Switchの強制再起動を行うことによって、ある程度の問題は解決できます。
5. バッテリーを交換する
Switch本体に内蔵されているバッテリーは、充電や放電を繰り返すことによって、満充電のときの使用時間が短くなっていきます。特に充電しながらプレイしているような場合は、バッテリーの消耗が速いです。
充電しても連続して使用できる時間が短くなっている場合、バッテリーが原因で充電できないときは、新しいバッテリーへの交換が必要です。
6. Switchが故障している可能性があるため修理を検討する
Switchを長時間充電しないでいると、過放電になり充電できなくなることがあります。ほかにも、1~5で紹介したような状況にないときは、充電口の差し込み部分の劣化など、さまざまな故障が考えられるでしょう。
Switchが水没したり、落下したりした場合は、基板やICチップが故障していることが原因で充電できないケースもあります。
このようなSwitch内部の故障が原因で充電できない場合は、自力で対処するのは難しいです。Switch本体内部の修理が必要になるため、Switchを修理に出すことを検討しましょう。
充電できないSwitchはどこで修理すべき?
ここまで説明してきたように、接続や配線に問題がある、Switch本体がフリーズしているといったケースであれば、自力でも対処できます。しかし、Switchが充電できない原因は、自力で対処できるものばかりではありません。
バッテリーの交換、Switch本体の不具合や劣化が原因で充電できない場合は、修理を検討する必要があるでしょう。Switchの修理については、公式のサポートセンターで修理を依頼する方法と、修理専門店を利用して修理を依頼する方法のふたつがあります。
公式のサポートセンターで修理に出す
任天堂の公式サポートセンターに修理に出す方法としては、修理依頼書による受付と、オンライン修理受付のふたつの方法があります。
■修理依頼書による手続きの流れ
修理依頼書を印刷するか、メモ用紙に具体的な症状を書く
必要があれば見積もり連絡を希望する旨を書く
修理依頼書とともに修理品を公式サポートセンターに送る
修理品の受付
代金の見積りと支払方法の選択
修理とセンターからの発送
修理品の受け取り
■オンライン修理受付の流れ
登録のニンテンドーアカウントを使ってオンライン上で修理を申し込む
修理品と一緒に保証書や申込時に印刷できる修理依頼書などを添付して送付する
修理品の受付
代金の見積りと支払方法の選択
修理とセンターからの発送
修理品の受け取り
公式サポートセンターに修理に出したときの修理期間は、おおよそ10~14日です。修理品到着後、受付に3~5日要しますので、配送や症状次第では2週間以上かかることもあります。また、故障内容によっては、セーブデータが初期化されるので注意が必要です。
修理専門店は最短即日でSwitchの故障・バッテリー交換が可能!
任天堂の公式サポートセンターで修理できますが、修理が完了するまでに時間がかかってしまいます。早く修理を済ませたいなら、修理専門店の利用がおすすめです。
Switchのバッテリー交換が必要な場合は、ゲームホスピタルをご利用ください。ゲームホスピタルでは、バッテリー交換はもちろん、基板や充電口の故障も修理対応しています。修理内容にもよりますが、最短即日での修理対応も可能です。
Switchの修理やバッテリーの交換をお考えなら、へお問い合わせください。
まとめ
Switchの充電ができない理由が接続の不備や本体のフリーズの場合は自力で解決できることもあります。しかし、バッテリーや本体に原因があるときは自力での対処が難しくなります。スピーディーに修理やバッテリーの交換を済ませたいときは、専門修理店の利用も検討してみましょう。
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