保護の鍵は室内に置かれた「PS4」誘拐された女子高生のSOSとは・・・
2020.09.10 機種別お役立ち その他機種 PS3/4その他修理
最近問題となっている児童誘拐事件・・・そのきっかけとなるものの多くは「SNS」や「オンラインゲーム」です。
知らない人と離れていても気軽にコミュニケーションがとれるツール。つながりの輪が広がるメリットと同時に事件に巻き込まれる可能性が高まるデメリットもあります。先月起きた誘拐事件を例に挙げてご紹介していきましょう。
《SNSで知り合った男性に誘拐された女子高生》
まずは当時の報道記事の内容を一部抜粋したのでご覧ください。
SNSで知りあった埼玉県内の高校に通う女子生徒を自宅に監禁したとして、県警吉川署は5日、横浜市鶴見区生麦4丁目の会社経営の男性を逮捕監禁容疑で現行犯逮捕しました。被害者は県警ホームページから接続できる通報システムを使い発覚。被害者に怪我はありませんでした。
犯人の男性は5日午後7時35分ごろ、横浜市の自宅マンション内の一角にワイヤロープで生徒を縛り付けて拘束し、監禁したとのことです。誘拐された生徒は携帯電話を取り上げられていましたが、同日午後4時55分頃にゲーム機を使ってシステムに接続、「拘束されて逃げられない」と通報し、同署員が容疑者宅に踏み込み被害者を保護したそうです。
今回の被害者については約1カ月前に家族が行方不明届を出していたとのこと。無事に見つかってよかったですね。
さて、今回の誘拐のきっかけとなったのは「SNS」今回使用されたものが「Twitter」なのか「Facebook」なのか、はたまたその他のものが使用されたのかわかりませんが、不特定多数の人と繋がりが持てるSNSは危険が潜んでいることがよくわかる事件ですね。
先日別のブログ記事でもご紹介しましたが、子供にスマートフォンを持たせる危険性は計り知れないものがあります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
さて、今回の事件の解決の糸口となったゲーム機「PS4」家庭用ゲーム機の代表ともいえる端末ですが、正直この端末にこんな連絡を取る手段があったなんて知りませんでした。これはこの被害者の機転の利いた対応の見事な勝利ですね。犯人が留守の間にゲーム機からネットに接続してメールを送る、なんて誰も思いつかないですよ。犯人もそんな想定はしておらずそのままゲーム機を放置していたんでしょうね。
そこで今回のようなネットにアクセスして外部と連絡を取れるゲーム機を調べてみました。すると意外にもネットに接続したりメールを送信できる機種は多くあるようで・・・。というのも、Web上のメール機能を使えばだれでもメールが送れるので、ブラウザを開ける端末であればどれでもメールを送ることは可能なんです。例えば任天堂から発売された「Nintendo 3DS」これもWebブラウザを開く機能があるのでメールを使用することが出来ます。またSONYから発売された「PSP」や「PSVITA」でもブラウザを開けるのでメールを送ることは可能となっています。ゲーム機といえどもそれ以外の機能を備えているので、いざというときに覚えておくと役に立つかもしれません。そのような非常事態が発生しないのが一番ですが、もし危険な目に遭った際はこの記事を思い出してくださいね。
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