水没してしまったゲーム機の復旧作業
2020.03.13 お役立ち情報 水没復旧について 据え置きゲーム機修理
今回はゲーム機の水没について書きたいと思います。
家庭用の置き型ゲーム機の場合は
遊んでいる時に誤って飲み物をこぼしたりしなければ
水没する可能性は低いです。
ところが携帯ゲーム機(任天堂3DSやPSPなど)は
屋外に持ち出して遊ぶことも多いため、
置き型ゲーム機と比べると水没してしまう可能性は高くなります。
修理の依頼で特に多いのが任天堂Switchです。
switchは置き型のゲーム機でありながら
携帯ゲーム機としてもデザインされており、
本体を持ちだして屋外で遊ぶことが出来ます。
そのため雨に濡れたり、水中に落としてしまったりするなど
水没してしまう事があります。
水没してしまったゲーム機は具体的にどういう状態になるかというと、
ゲーム機内部に水分が浸入し、本体基板が直接濡れてショートすることによりダメージを受けてしまいます。
本体基板はデータなどを保存している部分であり、
基本的に交換修理の出来ない(※基板を交換する=本体交換となってしまうため)パーツです。
本体基板が駄目になってしまうとゲーム機は起動しなくなり、
大切なデータも失いかねません。
水没した端末が復旧するかどうかは時間との勝負になるため
速やかに修理のご相談をしていただく事をオススメします。
ありがちなのが水没した時に慌ててしまい電源を入れてしまいがちなのですが
水没した状態ではショートしてしまい、端末にとどめを刺してしまいかねません。
水没してしまった時は慌てず、まず電源を切るようにしましょう。
内部に侵入した水分がどのような水分であるかも重要です。
たとえば純水や真水と呼ばれる不純物を全く含まない水が浸入した場合は
とにかく乾燥させることが重要です。
ただしドライヤーなどを使って急激に乾燥させると
基板がダメージを受けてしまうので絶対に行ってはいけません。
直射日光の当たらない風通しの良い場所で
1週間程度乾燥させることが望ましいです。
浸入したのが純水や真水ではなく
ジュースなどの飲み物や海水などだった場合には
本体基板の洗浄作業も必要となってきます。
糖分を含んだジュースや塩分を含んでる海水などは
ただ単に乾燥させると水分は蒸発しますが
糖分や塩分などの不純物が残り、それが基板を腐食させます。
腐食してしまった基板が通電しなくなる恐れがあり、
そうなってしまうと復旧不可になってしまいます。
純水や真水以上に時間との勝負になりますので
速やかに洗浄作業が必要です。
ゲームホスピタルにご相談いただければ
水没した端末を洗浄、乾燥することが出来ますので
自然乾燥させるよりも復旧率は上がります。
昔と違って屋内外を問わず、
あらゆる場所で遊ぶことの多くなったゲーム機は
それだけ破損する可能性も上がっていると言えます。
お困りの際はゲームホスピタルへお気軽にご相談下さい。
スマホスピタル ekimo梅田店 店舗情報
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- 大阪府大阪市北区角田町8-6 ekimo梅田
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- 10時~22時
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