Nintendo Switchでは、インターネットに接続することでオンライン対戦やブラウザ機能、本体のアップデートなどが利用できます。しかし、突然インターネットに接続できなくなり、困ってはいないでしょうか。ここではSwitchでオンラインプレイができないときに考えられる4つの原因と対処法、修理の出し方について解説します。Switchでオンラインプレイができない原因Switchでオンラインプレイができなくなったときに考えられる原因を4つ紹介します。当てはまるものがあるか確認してみてください。Nintendo Switch Onlineの契約期限が切れているまずはNintendo Switch Onlineの契約期限が切れている可能性を考えましょう。Switchでオンラインプレイを楽しむためには、Nintendo Switch Onlineに加入していなければなりません。この契約期限が切れているとオンラインプレイができなくなってしまいます。Switchが問題なくインターネットにつながっており、YouTubeなどは見られるのにオンラインプレイだけできない場合は、Nintendo Switch Onlineの期限切れを疑うべきでしょう。加入状況の確認方法については、次項で説明します。インターネット環境に問題がある次に考えられるのがインターネット環境の問題です。Wi-Fiルーターなどアクセスポイントから離れてSwitchで遊んでいる、自宅のネット回線が遅くなっているなどの原因で、オンラインに接続できなくなっている可能性が考えられます。また、古いルーターを使っていたり、時間帯によって回線速度が遅くなるインターネットサービスを利用していたりする場合も、オンラインプレイに影響が出ることがあります。Switchに直接LANケーブルを挿す有線接続でプレイしている場合は、ケーブルが破損している可能性も視野にいれましょう。サーバー障害やエラーが発生しているSwitch本体やルーターをはじめとしたインターネット接続機器にエラーが発生している場合も、Switchがインターネットに接続できなくなることがあります。また、利用しているインターネットサービスプロバイダや、任天堂のサーバーに障害が発生している可能性も考慮しましょう。インターネット環境に問題がなく、なぜつながらないのか見当がつかないときは、インターネットサービス会社や任天堂の公式サイトを見てみましょう。サーバー障害に関するお知らせが出ているかもしれません。Switch本体や接続機器が故障しているSwitch本体や、Wi-Fiルーターなどのインターネット接続機器が故障してしまったケースも考えられます。特に原因が考えられなくても、ゲーム機器は突然壊れてしまうことがあるものです。次の項目では、主にSwitch本体からできる対処法を紹介します。まずは試してみて、どの対処法でも解決しない場合は機器の故障を疑いましょう。Switchでオンラインプレイできないときの対処法Switchでオンラインプレイできないときは、これから紹介する3つの対処法を試してみてください。いずれかの方法で解決することがあります。Nintendo Switch Onlineの加入状況を確認するSwitchでオンラインプレイをするためには、Nintendo Switch Onlineへの加入が必須です。以下の手順に沿って加入状況を確認しましょう。1.SwitchのHOMEメニューの下部に並ぶ丸いアイコンの中から、一番左にある「Nintendo Switch Online」を選択します。2.Switchに複数のユーザーを登録しているとユーザー選択画面が表示されるので、Nintendo Switch Onlineの加入状況を調べたいユーザーのアイコンを選んでください。ユーザー登録がひとりの場合は直接3へ進みます。3.Nintendo Switch Onlineの加入状況確認画面が表示され、カーソルの初期位置が「ホーム」になっているはずです。Lスティックか十字キーでカーソルを上へ移動し、ユーザーアイコンが表示されている部分を選択してください。4.画面右側にNintendo Switch Onlineの加入プラン、利用期間、有効期限などの情報が表示されます。加入の有無や期限切れの状況を確認してみましょう。インターネットの接続設定を一時的に「手動」にするSwitchがオンラインにつながらない原因を特定したいときは、DNS設定を変更して確認する方法もあります。DMS(Domain Name Systemの略)とは、インターネットを利用するために必要なドメイン名とIPアドレスを管理しているシステムです。このDMSサーバーや、使用しているインターネットサービスの障害が原因でSwitchがオンラインにつながらないときは、DMS設定を手動に変更することで改善することがあります。なお、以下で紹介する手順は一時的な対処法です。あくまでもオンラインプレイができない原因を特定するために試すものだと理解し、状況が確認できたら元の設定に戻しておきましょう。1.HOMEメニューの下部に並ぶ丸いアイコンの中から「設定」を選び「インターネット」から「インターネット設定」を選択します。2.「登録済みのネットワーク」からSwitchをインターネットにつなげている接続先を選び「設定の変更」へ進んでください。3.「DMS設定」を「手動」に切り替え、以下ふたつの項目にそれぞれの値を入力します。・優先DNS 8.8.8.8・代替DNS 8.8.4.44.「保存する」を選択し、Switchでオンラインプレイができるか確認してください。この方法で改善するのであれば、つながらない原因はDMSサーバーやインターネットサービスの障害と判断しましょう。Switch本体を再起動やアップデートする次はSwitch本体のアップデートの有無を確認してみてください。Switchには不定期で本体機能の更新データが配布されることがあります。ソフトウェアの不具合を修正するアップデートが入ることもあるので、常に最新バージョンに更新しておくのがおすすめです。自動更新の設定にしていれば、Switchがインターネットに接続されているときに自動でアップデートされます。手動更新になっている場合はHOMEメニューの「設定」から「本体」「本体の更新」を順に選択し、アップデートの有無を確認しましょう。また、一時的なエラーであれば、Switchを再起動することで直ることがあります。再起動を行っても改善されないようであれば、いよいよ故障の可能性を視野にいれましょう。改善しないときは修理を依頼しよう!Nintendo Switch Onlineに加入済みで、自宅のインターネット回線にも問題がないならSwitch本体の故障が疑われます。改善が見込めない場合は修理業者に修理を依頼しましょう。修理を依頼できるのは「メーカー修理」と「街の修理店」のふたつがあります。メーカーに修理を依頼する任天堂へSwitchを郵送することで修理を依頼できます。Switchは購入後1年間保証期間が設けられているため、場合によっては無償で修理してもらえることがあります。メーカーでの修理は完了までに10日から2週間ほどかかることが一般的です。費用は修理内容にもよりますが、3~8千円ほどが相場でしょう。早く修理がしたい、なるべく費用を抑えたいという方は街の修理店に依頼するのもおすすめです。街の修理店に修理を依頼する街の修理店では、メーカーでの修理よりも修理期間が短いことが多く、当日に修理、返却してもらえる可能性もあります。相場も安く設定されていることが多いため、メーカーでは高くつきそうという方は依頼することをおすすめします。原因がわからない場合でも、故障の原因を特定できます。定期的なメンテナンスや内部クリーニングを承っている業者もあるので、なんとなく調子が悪いと感じたらとりあえず持ち込んでみてはいかがでしょうか。全国に店舗をかまえるゲームホスピタルでは、SwitchやSwitch liteの幅広い修理を承っています。通信に関する不調以外にも、割れた液晶画面の交換やJoy-Conパーツ交換、水没復旧修理までなんでもご相談ください。故障箇所の交換パーツの在庫があれば即日修理も可能です。急いでSwitchを修理したいときにはぜひゲームホスピタルのご利用をご検討ください。まとめSwitchで急にオンラインプレイができなくなったら、まずはNintendo Switch Onlineへの加入状況を確認した上で自宅のインターネット回線に問題がないかも確認しましょう。ここで紹介した対処法をすべて試してもオンラインプレイができないなら、Switchの故障が原因かもしれません。近くにSwitchの修理ができる専門業者がないか確認し、早めの修理を検討してください。