任天堂Switch冷却ファンが動かず熱暴走!?ファンの交換で解決!
2019.09.30 修理速報 Switch メンテナンス , Nintendo Switch
任天堂Switchを愛用している方から多くのご相談があります。今回も「ゲームをしていたら突然電源が落ちた」という内容、一見電池切れや、バッテリーの劣化のようにも思える内容ですが、画面のポップアップに温度が高い旨を指す警告が出てきます。さらにしばらく放置すると使えるという事。
これは「熱暴走」と呼ばれています。パソコンやSwitch等の高スペックデバイスにこの熱暴走を起きないようにする為に内部を冷やす仕組みになっています。自分のSwitchも同じかも!と思った方は参考にして下さい。
ファンの役割・・・内部のファンが外気を取り込み、ヒートシンク(銅の棒や板)を冷やし上部の排気口からヒートシンクから奪った熱を追い出す役割をしています。
ヒートシンク・・・熱伝導の良い銅が採用されているケースが多く、CPU、メモリといった発熱する電子部品と「専用の熱を奪うグリス」で接着しヒートシンクへ熱を逃がす(流す)という役割がある部品です。
ファンが止まると当然、熱が逃げないわけですから温度が上がっていきます。その結果CPUやメモリ、他の電子部品の耐熱温度を超えてしまう可能性があります。それを防止する為に強制的にシャットダウンさせてしまうわけです。時間が経過すれば自然と内部の温度が下がるので再び電源を入れる事が可能となりますが、内部を冷やせないので強制シャットダウンを繰り返し発生します。
解決するには原則「ファンの交換」しかありません。また置き場所によって外気を取り込む際に埃も取り込むので詰まりが発生する事で排熱効率が下がり熱暴走に陥ってしまう事もあります。
今回の修理もファンを交換する事で正常に排熱できるようになり無事解決!もちろんその過程で埃も溜まっていたので掃除させていただきました。通気口が小さいので定期的な内部メンテナンスも必要な機種ですのでご相談下さい。
最近本体が熱いと思っていても放置せずにお気軽にご相談下さい。
スマホスピタル 京橋店 店舗情報
- 住所
- 〒534-0024 大阪府大阪市都島区東野田町2丁目4-15 植嶋ビル202号室
- 営業時間
- 10時~19時
- kyobashi@smahospital.jp