アナログスティックの効きが悪いswitchのプロコンの修理
2022.10.01 修理速報 Switch プロコンアナログスティック , Nintendo Switch
本日は、アナログスティックの効きが悪いというswitchのプロコンの修理についてです。
稀に動きが止まってしまうとのこと。
恐らくは内部のサイコロ状の部品の故障でしょうね。
症状が軽い段階であれば、内部のゴミを取り除くようにエアダスターなどで掃除してやるだけで症状が改善することもあります。
部品の交換となるとはんだ作業が必要となるので、交換難度がちょっと高いです。
ご自身で修理を挑戦する分には掃除だけであれば、左程難しくはありませんので挑戦してみるのも良いかもしれませんね。
と前置きはさておき、実際の修理工程へと移りましょう。
まずは、コントローラーの手持ち部分のカバーを取り外し、そこに隠れていたネジを取り外し、バッテリーカバーの取り外しです。
バッテリーカバーを取り外すと外装カバーを固定しているネジがあるので、そちらも外して外装カバーを取り外します。
ボタン基盤とメイン基板とを接続するケーブルが繋がったままなので、勢いよく引っ張らないように注意しましょう。
そうこうして、外装カバーが取り外せたら、問題のアナログスティックの部品が見えてきます。
アナログスティック部品は、基板に直付けされています。
そのため、メイン基板を取り外して作業したいところですが、バイブレーターの部品も基板に直付けされているので、取り外すのが少々手間だったりします。
バイブレーターと基板を繋いでいるケーブル自体はある程度長さもあるので、繋いだまま裏返して作業するのが良いでしょうね。
基板を裏返せたら、後はアナログスティック部品を固定しているはんだを取り除いて、新しい部品に交換、元通りに組み立て直して動作確認となります。
switch本体に認識させてやり、アナログスティックの補正から動作を確認。
…交換後はやはり中心点が少々ずれてしまっていますね。
補正をかけて、再度確認。
問題なく動作致しましたので、これにて修理完了です。
switchのプロコンのアナログスティック部品交換をする場合、交換部品の良し悪しがあり、購入した部品によっては組み立て後アナログスティックが可動域が狭くなってしまったりします。
実際の動作などで説明すると、走る動作が出来ず歩く動作しか出来ないといった感じです。
互換部品の内部抵抗の差によって、ここら辺の効きが変わってくるみたいですね。
ここら辺をきちんと下調べして、部品を購入すればこういった問題に直面することはないのですが、そういった程度の良い部品を入手するのは結構難しいです。
はんだ作業も割と手間だったりしますので、宜しければ当店のような修理店をご利用して頂けましたらと思います。
スマホスピタル アル・プラザ小松店 店舗情報
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