switchプロコンのアナログスティック部品の交換修理について。HORIのプロコンは部品の手配が出来ないため、修理不可です。
2024.04.19 修理速報 Switch プロコンアナログスティック , Nintendo Switch
本日は、左右のジョイコンともに調子が悪いswitchのプロコンの修理についてです。
switchによくあるカーソルやキャラクターが勝手に動いてしまう故障ですね。
なお、switchのプロコンの修理についてですが、純正のプロコン以外は部品の手配が出来ないため、修理出来ません。
部品自体は同じようなものを使っているハズだと思い、一度Horiのプロコンの修理を使用としたら、部品のサイズが一回り異なっており、修理出来ませんでした…。
ジョイコン部品すら駄目だと、恐らく他の部品も流用不可。
まぁ、Horiのプロコンの販売価格を考えると、修理するより買い換える方が断然良い場合がほとんどなんですけどね。
と前置きはさておき…
実際の修理工程へと移りましょう。
プロコンの分解は見える箇所のネジを外して、外装カバーを取り外すだけなので、結構簡単に分解可能です。
PS4のコントローラーとかだと、ツメで引っかかっている部分が結構固いので分解が難しいので、メンテナンスがしやすくて有難いですね。
ただし、基板を見えるところまで分解するのは簡単ですが、アナログスティック部品の交換はハンダ作業が必須!
ジョイコンのアナログスティックの交換と比べると段違いに難しい修理となります。
ご自分での修理を考えている場合は、一度動画やネットサイトなどで修理工程を確認のうえ、DIYが可能そうか検討してみるのをおススメ致します。
基板が見えるところまで分解が済んだら、基板を固定しているネジを取り外して、基板を取り外して裏返します。
ちなみに、バイブレーター部品のケーブルは多少長さがあるので、取り外さなくても作業可能です。
ただし、作業過程においてケーブルの断線の可能性もない訳ではないので、少々面倒ですが取り外しておくのも良いでしょうね。
裏返したら、アナログスティック部品を固定しているハンダを除去して、新しいアナログスティック部品へ交換します。
なお、新しいアナログスティック部品を取り付ける際には、部品が斜めになって固定されないように注意しましょう。
多少傾いても補正が効けば問題ないのですが、補正の範囲外になったら付け直しが必要となります。
再度、分解するのは手間ですので、取り付け時に注意しておきましょう。
取り付けが済んだら、仮組み状態で動作確認です。
部品の相性や傾きの関係で付け直したりする必要があるかもしれませんので、仮組みの状態で確認するようにしましょう。
中心点がズレていれば、補正を掛けてやって、再度動作確認。
何事もなく動作するようになったら、後は元通りに組み立て直して、修理完了となります。
最後の後書き部分になりましたがとっても重要なことを
アナログスティックの修理部品には当たり外れがあります。
正確には、スティックが倒れた時の抵抗値がどうのこうのといったことなんですが、難しいので詳しい説明は割愛!
なお、外れの部品を購入してしまうと、組み上げ時にスティックが倒れ切っていない認識になったりします。
ゲーム操作の際にどうなるかを考えると、走る動作が出来ずに強制的に歩く動作になったりですかね。
スティックの補正が出来れば問題無いのですが、外装カバーに干渉してスティックが倒れ切っていない認識になってしまうので、補正すら出来なかったりします。
修理部品の選定にも気を遣い、交換にもそこそこ手間のかかる何かと面倒な修理ですので、いっそ買い換えの方が良いのかもしれませんね。
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