充電ができなくなってしまったswitch liteの修理について
2022.12.06 修理速報 Lite 充電口 修理 , Nintendo Switch Lite
本日は、充電が出来なくなってしまったswitch liteの修理についてです。
switchの充電が出来なくなってしまう場合、次のパターンのいずれかに該当することが多いです。
①充電ケーブルの断線
②充電口の破損
③充電系統のICチップの破損
勿論、上記以外にもCPUなどが破損していて、そもそも電源が入るような状態でなかったりというパターンもありますけどね。
こういった場合、まずは他の充電ケーブルでも充電反応がないのかを確認しましょう。
店頭にお持ち頂いた際にも、偶に充電ケーブルが問題だったということもございますしね。
さて今回はというと…
店頭で修理端末を確認して見ると充電口内部の端子が物理的に破損しておりました。
これでは充電出来るハズもございませんね。
破損時に内部回路がショートして充電口以外のICチップなどの部品が破損していないことを祈りつつ修理へと移りましょう。
まずは、外装カバーの取り外しです。
switchと比べると、外装カバーの取り付け・取り外しには少々コツが要りますが、カバーの取り外し時に断線してしまう恐れがあるケーブルなどがないのが有難いところですね。
外装カバーが外れたら、金属製のミドルフレームを取り外して、バッテリーの接続を解除してやります。
バッテリーのコネクタは、メイン基板とサブ基盤を繋ぐケーブルの下に隠れているので、この連結ケーブルを取り外してからバッテリーのコネクタを取り外します。
次はメイン基板の取り出しです。
switch系統の充電口部品は、基盤に直付けされているので、基盤を取り出さないと作業が出来ません。
メイン基板に繋がっているゲームカードスロット基盤や冷却ファン、液晶画面やタッチパネルのケーブルにアンテナ線などを取り外して、メイン基板を取り外しましょう。
メイン基板が取り外せたら、今回のメインイベント、充電口部品の交換作業となります。
充電口部品ははんだごてとヒートガンを用いて、取り外し・取り付けが必要な作業となるので、作業難易度は非常に高いです。
何台も修理して、作業に慣れては来ましたが、部品と基板の接点が少しでもズレると上手く充電が出来ないままとなってしまうので、かなりの集中力が必要になりますね。
充電口の交換が済んだら、必要最小限の部品を組み込み、充電ケーブルを繋いでみます。
…無事、充電マークが出るようになりました!
充電ケーブルを反転させても問題なく充電が可能でしたので、これにて修理完了です。
当店では充電口部品単体の交換で済む修理であれば、即日修理が可能なのです!
ただし、接点部分が剥離していたり、ICチップが破損していると1~2週間ほどの修理期間が必要となります。
とはいえ、充電が出来ないだけであれば、ほとんどの場合は修理が可能です。
switchやswitch liteの充電関係の不良でお困りの際には、是非一度当店へとご相談して頂けましたらと思います。
スマホスピタル アル・プラザ小松店 店舗情報
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