ドリフト現象…触っていないのに勝手にカーソルなどが動くようになってしまったswitchのプロコンの修理について
2023.05.17 修理速報 Switch プロコンアナログスティック , Nintendo Switch
本日は、ドリフト現象…
操作をしていないにも関わらず勝手にキャラクターやカーソルが動いてしまう症状に陥ってしまったswitchのプロコンの修理についてです。
コチラの故障もジョイコンなどと同様にアナログスティックの部品が原因となります。
ただし、ジョイコンとは異なりプロコンの場合は分解がしづらく、またアナログスティック部品もはんだ付けされていたりするので、はんだごてなどの工具が必要不可欠です。
手間のかかる修理となってしまうので、本体価格からすると修理費用も少々高め…。
ボタンの効きが悪いなどの症状もある場合には、修理よりは買い替える方が経済的かもしれませんね。
と前置きはさておき、実際の修理工程へと移りましょう。
まずは、両手持ち部分のカバーを固定しているネジを外して、手持ちカバーを取り外します。
そうするとバッテリーカバーを固定しているネジが見えてくるので、そちらを外して、バッテリーカバーとバッテリーを取り外しましょう。
バッテリーカバーを外すと前面外装カバーを固定しているネジが見えるので、そちらを取り外して前面外装カバーも取り外します。
なお、このカバーは内部の基板と繋がっているケーブル部品があるので、ゆっくりと取り外すようにしましょう。
後は内部基盤に固定されているアナログスティックのサイコロ基板を交換するだけです。
基板を取り外して、裏返し、はんだの除去・部品の取り外し、新しい部品を取り付けて再組立てとなります。
バイブレーター部品から来ている配線が基板へと直接はんだ付けされておりますが、長さには多少の余裕があるので、取り外さなくとも作業可能です。
仮組みが済んだら、動作確認です。
switchの設定画面のスティックの補正画面から中心点のズレがないかや駆動域に問題がないかを確認します。
…特に問題なく機能しておりますので、後は元通りに組み立て直して修理完了となります。
switchのプロコンのアナログスティック部品は、購入する部品次第では駆動域が狭くて、補正がかけられなかったり、走る動作が出来ず歩く動作になってしまうというような症状になってしまう不具合品も出回っていたりします。
交換の手間や信頼できる部品の入手が難しいかもしれませんので、故障してしまった際には買換えか当店のような修理店への修理依頼をおススメ致します。
スマホスピタル アル・プラザ小松店 店舗情報
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