突如起動不可になったPS4 HDD交換で復活するかも!
2021.12.15 機種別お役立ち PlayStation4 PS3/4その他修理
ゲームホスピタル堺東店ではPS4の修理も行っており、様々なトラブルに対応しております。
ご相談いただく症状は多種多様ですが、ちらほらと増えつつある案件が1つございます。
それは、電源を入れても「ストレージにアクセスできません」というエラーメッセージが表示され、PS4を起動できないというトラブルです。
このメッセージが表示されたときは、PS4のデータを保存しているHDD(ハードディスクドライブ)に何らかの不具合が起こっていることを示しています。
不具合は一時的なものであることもあるので、まず修理の前に一度、以下の操作を試してみましょう。
1.PS4の電源をOFFにする
電源ボタンを長押しし、本体から「ピッ!」と音がしたら強制的に電源が切れます。
2.再度電源ボタンを押す
再び電源ボタンを押し続け、 10秒ほどで”ピッ”と音が鳴ったら電源ボタンから指を離します。
3.画面に「コントローラーをUSBケーブルで接続して、PSボタンを押してください」というメッセージが出たらそれに従う
以上の操作を行うと、PS4本体を「セーフモード」というモードで起動させることができます。
セーフモードはPS4を最低限の機能のみで起動させるモードで、ゲーム等はできないものの、不具合を起こしているシステムを修復することができます。
画面に表示された選択肢の中から、「データベースを再構築する」という選択肢を選ぶと、HDD内のデータをスキャンして再構築してくれます。
不具合が一時的なものであれば、これで再び起動できるかもしれません。
しかし、HDDが破損しているといくらデータベースを再構築しても起動できるようにはなりません。数回ほどデータベースの再構築を行っても起動しないようなら、HDDを交換する必要があります。
PS4のHDD交換は至極簡単で、HDD差込口のカバーを手で取り外し、固定用のネジを1本だけ+ドライバーで外せば交換できます。
詳しい交換の手順はSONYの公式HPに記載されていますから、それを参考にすれば問題ないでしょう
取り付けるHDDは、一般的なノートパソコン用の2.5インチHDDを購入すれば問題ありません。
メーカーもほとんどどこでもOKですが、不具合が起きにくく、不良品の交換保証がしっかりしている大手メーカー(東芝、サムスン、ウエスタンデジタル、シーゲイトなど)のものを選んでおけばより安全です。
なお、HDDを交換するだけではPS4は起動できません。本体を制御するための「システムファイル」をHDDに書き込む必要があります。
PS4のシステムデータは100GB近くの容量を必要とするため、データ容量があまりに小さいHDDだと起動すらできない可能性があります。
SONYは最低160GB以上のHDDを使うことを推奨していますが、ダウンロード版のゲームはデータ容量が大きいこともありますし、250GB以上はあるHDDを選ぶことをおすすめします。
システムファイル自体はSONYの公式HPから無料でダウンロードできますし、HDDに書き込む際も、USBメモリーがあればほぼ全自動で行われます。
先程は「PS4のHDD交換は簡単」と書きましたが、それはあくまでも「ある程度パソコン用語がわかる人」かつ「自力で調べながら作業することに抵抗の少ない人」に限られます。
日常生活でパソコンにさほど慣れ親しんでいない人が、自分の持っているPS4に最適なHDDを選び取るのはちょっと難易度が高いかもしれませんし、なにか間違ったらどうしよう…という不安で中々手が出ない方もいるかもしれません。
そんなときは、ゲームホスピタル堺東店にご相談ください。
店舗のスタッフがPS4を預かり、お客様の代わりに使えそうなHDDを調達し、お客様の代わりに交換や初期設定を行い、動作チェックもしてからお返しします。
HDDの調達などのために多少日数をいただくことになりますが、新品のPS4に買い替えるよりもお安く修理いたします!
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