PS4の電源がつかない!電源ランプでわかる原因と対処法
2021.11.01 機種別お役立ち PlayStation4 PS3/4その他修理
「PS4の電源がつかない」「ランプがついているのに起動しない」などの症状から、PS4が故障したのではないかと焦っていませんか。いつも使っているPS4の電源がつかないとなると慌てるのも無理はありません。
PS4の電源がつかないときは、まずトラブルの原因把握が大切です。この記事では、電源ランプの色で分かる原因を解説します。また、今すぐできる対処法も紹介しますので、参考にしてください。
目次
PS4の電源がつかなくなった!まずは電源ランプを確認
PS4の電源がつかない場合、本体や周辺機器になんらかの不具合が起きている可能性があります。無理に電源を長押ししたり、たたいたりすると故障の原因につながります。
まずは、自分で対処できるトラブルかどうか、電源ランプの色で判断しましょう。それぞれのランプが示す不具合の原因は以下のとおりです。
電源ランプが「消灯」
PS4の電源ボタンを押しているにもかかわらず、電源ボタンが消灯している場合は本体の電源が完全にオフになっています。
本体へのコード、もしくは電源プラグが正常に刺さっていない可能性はありませんか。コンセントが抜けている場合は、電源供給ができていないため電源がつきません。
電源ランプが「白色」
PS4の電源ボタンを押しても起動しないが、ランプが白色になっているケースもあります。そのような場合は、PS4本体の電源はオンになっている状態です。音だけが鳴る場合でもPS4本体は正しく動作していると考えられるため、周辺機器に問題が生じているのかもしれません。
電源ランプが「赤色に点滅」
PS4の電源ランプが赤色に点滅している場合は、熱による内部温度の上昇を示しています。高熱により、本体が正常に動作しなくなっている状態です。
主に、内部にホコリが溜まっている場合や、熱がこもりやすい場所に保管しているなどが原因と考えられます。
電源ランプが「青色に点滅」
電源ランプが青色に点滅している場合は、なんらかのエラーが発生している状態です。PS4本体に問題がある可能性が高く、修理が必要なケースが多いといえます。
電源ランプが「消灯」のときの対処法
電源ランプが消灯している場合は、うまく電源供給ができていない可能性があります。何度電源ボタンを押してもランプが点灯しない場合は、以下の方法を試してみましょう。
電源コードを差し直す
電源ランプが消灯を確認したうえで、電源コードの抜き差しを試してみましょう。コードが本体から外れていたり、経年劣化で傷んでいたりするケースもあります。
抜き差しを繰り返したり、差し込み口を確認したりすれば正常に起動することもあります。
壁コンセントから電源コードを接続し直す
PS4に接続している電源コードに、電源タップやコネクタなどを使用していませんか。タコ足配線では電力をうまく供給できないケースもあります。
電源タップやコネクタを使用している場合は外し、壁コンセントに直接電源コードをつないでみましょう。
電源ランプが「白色」のときの対処法
電源ランプが白色の場合、PS4本体は起動しています。本体に問題がないにもかかわらず画面が映らない不具合が生じるのは、ディスプレイとの接続がうまくいっていないのかもしれません。周辺機器に問題がないか、以下の対処法を試してみましょう。
HDMIケーブルを差し直す
HDMIケーブルがうまく接続されていなければ、ディスプレイに映像が出力されません。電源ランプが白色になっている場合は、HDMIケーブルがうまく差さっていない可能性が考えられます。まずは、HDMIケーブルを差し直してみましょう。
差し直しても映像が表示されない場合は、ケーブルが断線しているのかもしれません。HDMIケーブル自体に問題があるようなら、ほかのケーブルを試してみましょう。
ディスプレイの出力を切り替える
PS4のディスプレイは、出力を変更できるケースが多いため、切り替えが間違っていることも少なくありません。
「HDMI1」「HDMI2」など、出力を切り替えて試してみましょう。切り替えてすぐにPS4の画面に映像が映る場合は、本体やケーブルに不具合はないはずです。
電源ランプが「赤色に点滅」のときの対処法
電源ランプが赤色に点滅している場合は、PS4内部が高温になっている可能性が考えられます。熱を冷ますため、以下の対処法を行いましょう。
熱が冷めるまで放置する
PS4内部の熱を冷ますためには、電源を切ってしばらく放置しましょう。できれば1時間以上放置して様子を見ることをおすすめします。
また、PS4を熱がこもりやすい場所に保管している場合は、風通しの良い場所に移動させましょう。真夏日などで部屋の温度が高い場合は、クーラーをつけるのも効果的です。
PS4のホコリ掃除をする
PS4内部が高温になる要因は外気だけではありません。PS4内部にホコリが溜まって熱がこもりやすくなっていることも考えられます。
そのような場合は、通気口部分のホコリを掃除機や綿棒などで取り除くと良いでしょう。また、カバーを着けてホコリが入りにくくしておくのもおすすめです。
電源ランプが「青色に点滅」のときの対処法
電源ランプが青色に点滅している場合は、HDDにアクセスできず正常な動作へ移行しない状態です。なんらかの故障が疑われるため、以下の対処法を試しましょう。
セーフモードで起動する
電源ランプが青色に点滅している場合は、以下の手順でセーフモードでの起動を試してください。セーフモードとは、PS4の機能を必要最低限に絞りながら起動する方法です。
1、電源を完全にオフ状態にする
2、電源ボタンを7秒ほど押し続け「ピッ」と音が鳴ったら手を離す
3、コントローラーをUSBケーブルで接続する
4、起動後はコントローラーの「PSボタン」を押す
セーフモードで起動できたら、必要に応じて再起動やソフトウェアの再インストールを行いましょう。初期化も可能ですが、データがすべて消えるため注意が必要です。
直らない場合は修理へ
点灯ランプごとに対応を試みても症状が改善されない場合は、PS4本体になんらかの不具合が生じている可能性があります。「電源がついてもまたすぐに切れる」「セーフモードでも起動できなかった」という場合は、修理に出しましょう。
メーカーに修理を依頼する
PS4の修理は、プレイステーションのオンライン修理受付サービスを利用して依頼することができます。購入日から1年以内であれば、無料で修理ができるかもしれません。しかし、修理完了までに時間がかかりやすく、最大2週間程度待つこともあります。
街の修理店に修理を依頼する
街のゲーム修理店でも、PS4の修理を引き受けてくれます。なかでも、PS4の修理はゲームホスピタルへ依頼いただければ修理内容や状態にもよりますが、最短で即日対応が可能です。毎日PS4を使用している人など、すぐに手元に戻したい人におすすめです。
また、修理後は3ヶ月間の保証があり、修理した箇所は無料で再修理可能のため安心してご利用いただけます。
※通常の使用(落下や衝撃などを加えず)の際に自然故障が起きた場合に限ります。
PS4の不具合の原因がわからない場合でも、お気軽にお問い合わせください。
まとめ
PS4の電源がつかないときは、まずは電源ランプからその原因を正しく読み取ることが大切です。ランプの色によって「本体は起動している」「熱がこもっている」など、不具合の要因が把握できます。その不具合によって対処法もさまざまです。
しかし、不具合が改善されないからと、無理に分解して修理しようとすれば、精密機器を傷つけ深刻な故障につながりかねません。今回紹介した対処法で改善がみられない場合は、修理の依頼をおすすめします。
スマホスピタル イオン相模原店 店舗情報
- 住所
- 〒252-0344 神奈川県相模原市南区古淵2丁目10−1 イオン相模原ショッピングセンター1階
- 営業時間
- 9時〜21時(定休日なし)
- sagamihara@smahospital.jp
<<前の記事
任天堂Switchがジョイコンを読み込まない?原因は?-
次の記事>>
PS4のうるさい音の原因とは?対処法も紹介!