PS4の強制終了ってどうやるの?正しい方法と手順をわかりやすく解説
2024.06.25 機種別お役立ち PlayStation4 PS3/4その他修理
PS4でゲームをしていてフリーズしてしまったら、とりあえず電源を切ろうとする人もいるかもしれません。しかし、操作をまったく受け付けず、通常のやり方では電源が切れない場合もあります。そのようなときに試したいのが強制終了です。
PS4を強制終了することで、フリーズしてしまったときでも、安全に電源を切ることができます。ここではPS4の強制終了や、フリーズへの対処法について解説していきます。
目次
フリーズしたPS4の強制終了
最初にPS4を強制終了するときの方法や注意点について見ていきましょう。
【やり方】本体の電源ボタンを10秒以上長押しする
PS4を強制終了する方法は特に難しくありません。本体の電源ボタンを10秒以上長押しするだけです。本体の電源ボタンはディスク排出口の上側にあります。
10秒間は途中で指を離さないように注意しましょう。電源ボタンを押し始めてから10秒経過すると「ピッ!」という電子音が鳴ります。その電子音が聞こえたら、指を離すようにしましょう。
正常に強制終了ができていれば、電子音が鳴った直後にPS4の電源が切れます。後は、再度PS4を起動させるだけです。
通常の場合には、これで元通り遊べるようになります。
【注意】いきなり電源コードを抜くのは危険!
PS4がフリーズしたときに、強制終了ではなく電源コードを抜けば良いと思ってしまう人もいるでしょう。たしかに、電源コードをコンセントから抜けばフリーズしていても電源が切れます。
しかし、どのような場合においても電源コードを抜くのはやめましょう。PS4は精密機器であるため、手順を無視して電源コードを引き抜くと、故障してしまうおそれがあります。
再び電源コードをコンセントに差し込んで、「電源を入れようとしたら起動できなくなくなった」ということがあるかもしれません。電源コードを抜くのは、あくまで最後の手段だと捉えておきましょう。
そもそもPS4がフリーズする原因
PS4がフリーズした経験がある人なら、次はなるべくフリーズしないようにして遊びたいと思うものでしょう。そのために、まずはフリーズする原因を知っておくことが大切です。
PS4がフリーズしてしまう主な原因について見ていきましょう。
スタンバイモードを多用していた
PS4には、スタンバイモードという機能があります。これは、電源を切らずにゲームを一時中断することができる機能で、パソコンでいうスリープ機能のようなものです。
スタンバイモードにしておけば、ゲーム再開時に電源を立ち上げるところなどを省略できるので、ロスなくゲームを始められます。電源が入っている状態ですので、USBポートにコントローラーを差し込んでいれば充電もできます。
スタンバイモードは、少しだけゲームを中断して休憩したいときなどにかなり便利な機能です。普段から電源をきちんと切らずにスタンバイモードにしている人もいるかもしれません。
しかし、スタンバイモードは、PS4本体に大きな負担がかかるといわれています。スタンバイモードを多用していると、負担が蓄積してフリーズしてしまうケースもあります。
フリーズの防止には、スタンバイモードを使いすぎないことが大切です。就寝中などはきちんと電源を切るようにしましょう。ついスタンバイモードを多用してしまった際は、こまめに再起動するのが望ましいです。
本体に熱がこもっていた
PS4で遊んでいるときには、本体の内部で熱が大量に発生しています。冷却ファンが付いていて温度が下げられる仕組みになっており、通常なら熱がこもってしまうことはありません。
しかし、通気性の悪い場所にPS4本体を置いていると、冷却がうまく働きません。設置場所次第では、本体内部に熱がこもってしまいます。その結果、フリーズしてしまうこともあるでしょう。スマホやパソコンなどでも、これと同じ現象が起こります。
フリーズ防止のためには、通気性の良い場所に本体を設置することが大切です。本体近くに物を置いている場合には、通気孔が塞がっていないかどうかも確認しておきましょう。
また、PS4の長時間使用も熱がこもる原因です。本体を触ってみて熱いと感じる場合には、いったんゲームを中断した方が良いかもしれません。適度に休憩しながら遊ぶことで、故障や不具合の防止につながります。
頻繁に起きるフリーズにはセーフモードも効果的
PS4がフリーズしている状態から強制終了させても、繰り返し何度もフリーズしてしまうこともあります。そのようなときには、システムソフトウェアやデータベースに問題があるのかもしれません。
セーフモードで起動することで、システムソフトウェアのアップデートやデータベースの再構築などを行えます。
セーフモードで起動する際には、3つの手順を踏む必要があります。
1.電源ボタンを3秒間長押し
2.電源OFFを確認後、再び電源ボタンを7秒間長押し(7秒経過したかどうかは2回のビープ音で確認可能です。電源ボタンを押したらすぐに1回目のビープ音が鳴り、7秒経過すると2回目のビープ音が鳴ります)
3.コントローラーに接続後、PSボタンを押す
以上の方法でセーフモードを起動できます。
その後は、表示されるメニューの中から「システムアップデート」や「データベースの再構築」を選択するだけです。再起動や初期化もセーフモードで行えます。
それでもPS4がフリーズするときの対処法
セーフモードでシステムアップデートやデータベースの再構築、初期化などを試みてもフリーズする場合には故障の疑いがあります。そのため、修理を検討しましょう。PS4の修理はSONYの修理サポートと一般のゲーム修理専門店で受け付けています。
SONYの修理サポートへ依頼する
PS4の修理はSONYの修理サポートへ依頼できます。SONYの公式サイトにオンライン修理受付サービスのページがあるので、そこから申し込みをしましょう。
PS4のメーカー保証期間を過ぎると修理は有償です。メーカー保証期間は通常1年間ですが、延長保証サービスなどで1年を過ぎても保証が適用される場合もあります。
ただし、メーカーに修理を依頼した場合には、基本的に時間がかかるものと捉えておきましょう。
メーカーに現物が到着してから数日~7日程度かかります。年末年始や繁忙期などの時期だとさらに日数が多くかかるでしょう。
ゲームが趣味で毎日のようにPS4で遊んでいる人にとっては、辛く感じられるかもしれません。
すぐに修理したいなら、修理専門店に依頼する
ゲーム修理専門店なら、メーカーと比べて対応が迅速です。すぐに修理してもらいたいなら、メーカーではなく、修理専門店に依頼するのが良いでしょう。
迅速な対応をお求めなら「ゲームホスピタル」にご相談ください
ゲームホスピタルはゲーム機修理専門店です。PS4をはじめとして、Nintendo SwitchやSwitch Liteなど、さまざまなゲーム機の修理を行っています。
修理にかかる日数は修理内容やPS4の状態にもよりますが、最短で即日修理も可能です。
また、持ち込みと郵送の両方に対応しています。店舗がある地域に住んでいる人はもちろんのこと、近場に店舗がない人も利用可能です。
修理後は3ヶ月の保証期間も設けているので安心して修理を依頼できます。PS4がフリーズを繰り返しているようなら、ぜひゲームホスピタルにお問い合わせください。
まとめ
PS4はスタンバイモードを多用したり熱がこもったりすると、フリーズしやすくなります。もしフリーズしてしまったら、強制終了させてから起動し直してみましょう。
フリーズを繰り返すようなら、セーフモードでソフトウェアアップデートやデータベースの再構築を行えば改善できる場合があります。それで改善しなければ、故障の可能性が高いため修理に出すようにしましょう。
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