PS4が起動しない原因は電源ランプの色でわかる?色別の対処法
2021.12.05 機種別お役立ち PlayStation4 PS3/4 YLOD復旧
PS4を普段から使用していて、「いつもどおり使おうと思ったら起動しなくなった」とお困りではないでしょうか。PS4が起動しないのには、いくつか原因が考えられます。
この記事では、PS4が起動しなくなる原因と対処法について説明していきます。うまく起動しないときは、ここで紹介する対処法をまずは試してみてください。
目次
PS4が起動しない!3つのチェックポイント
PS4が起動しない原因として本体の故障も考えられますが、接続がうまくできていない、PS4を使用する環境に適していないなど、単純なことが原因で起動しないこともあります。
接続や環境が原因の場合はすぐに改善する可能性があるので、まずは以下の3つのポイントをチェックしてみてください。
チェック1. 電力が正常に供給されているか
PS4が起動しないときは、まず電力が正常に供給されているか確認します。OAタップや分岐コネクタなどが過剰に接続されている、いわゆる「たこ足配線」になっているときは、配線を整理してみましょう。
一つのコンセントから供給される電力は決まっているため、たこ足配線が原因で電力が不足し、電力が正常に供給されていない場合もあります。
たこ足配線を解いたあとは、何もプラグを差していないコンセントにPS4を接続して電源が入るか確認します。電源が入る場合は、たこ足配線がPS4の起動しない原因になっている可能性が高いです。
チェック2. 電源やHDMIケーブルが接続されているか
電源ケーブルやHDMIケーブルがPS4にしっかり接続されていないと、PS4がうまく起動しません。まずは、目視でケーブルの接続ができているか確認しましょう。
ケーブルが接続できているようであれば、テレビ画面を付けて、入力選択にPS4が存在するか確認します。
PS4の接続が確認できない場合、端子自体に問題があるか、異なる端子に接続している可能性も高いです。複数端子があるときは、ほかの端子に接続することで改善しないかチェックしてみましょう。
チェック3. 適切な周辺温度であるか
PS4の起動トラブルは、周辺温度が影響している場合もあります。PS4が正常に動作するとされる温度は、5~35度の範囲です。適切な温度を下回る過度な低温、あるいは適切な温度を上回る過度な高温状態にあると、PS4がうまく起動しなくなることがあります。
PS4の温度が高くなりすぎている場合は、いったん何もせず、放置しておくのも手段のひとつです。放置することで内部にこもっていた熱が放出され、本体の熱を冷ますことができます。少なくとも電源を抜いて10分以上は放置しておきましょう。
周辺の気温がPS4を起動するのに適さない場合は、PS4の起動に問題ない20度近い場所に移動する、風通しの良い場所に移動する、エアコンで温度を調整するなども挙げられます。
ただし、急激な温度変化はPS4内部に結露を発生させ、故障の原因になってしまいますので、PS4本体を急激な温度変化にさらさないようにしましょう。
【ランプ色でわかる】PS4が起動しない原因と解決法
PS4の電源ランプは、本体のステータスによって色が変わる仕様になっています。PS4が起動しない理由は電源ランプの色でわかることもありますので、ぜひ確認してみてください。
ここでは、電源ランプのステータスのうち、PS4が起動しない原因に関係してくる状態を3つ取り上げます。
電源ランプが「白色」
電源ランプが白色で点灯しているのは、PS4が正常に起動している状態を表します。PS4本体に問題がないというサインですので、PS4が起動しないのであれば、周辺機器に問題が起きているということです。
対処法は、周辺機器の交換や接続の確認になります。PS4の画面を映すディスプレイの端子が複数あるときは、端子を接続する場所を変えて、ディスプレイの出力を切り替えてみましょう。
ほかには、PS4とディスプレイをつなぐHDMIケーブルを別のものに取り換えるなども解決策として挙げられます。
電源ランプが「青色で点滅」
電源ランプが青色のままで白色に移行しない、または青色の点滅が続くときは、本体がフリーズしているかトラブルシューティングが必要なサインです。状態としては、かなり深刻である可能性が高いです。
電源ランプが青色点滅のときは、セーフモードで起動してみましょう。PS4のセーフモードは、以下の手順で起動できます。
■セーフモードの手順
- 1.PS4の電源を切る
- 2.PS4の電源ランプが完全に消灯していることを確認する
- 3.電源ボタンを長押しする
- 4.長押ししていると1度目の電子音が鳴るが、そのまま長押しし続ける
- 5.7秒後に2度目の電子音が鳴ったら電源ボタンから指を離す
- 6.画面に以下の表示がされる「DUALSHOCK4をUSBケーブルで接続して、PSボタンを押してください。」
- 7.画面に従ってPSボタンを押す
- 8.セーフモードを起動する
セーフモードでは、データベースの再構築、PS4の初期化が選択できます。データベースの再構築は、データを削除せずにHDD内のデータを再構築する方法です。PS4の初期化を選択すると、HDD内のデータがすべてなくなり購入時の状態に戻ります。
セーフモードも起動できないときは、対処法がないため修理が必要です。
電源ランプが「赤色」
電源ランプが赤色で点滅しているのは、オーバーヒートを表します。本体に熱が溜まりすぎて正常に動作していない状態です。
熱が本体に溜まらないようにホコリを掃除するか、放置することで熱が放出していくようにします。電源ランプが青色の場合と異なるのが、画面は表示される点です。
赤色ランプのまま放置すると、状態がもっと深刻になり、青色ランプになってしまうこともあります。赤色ランプの場合でも、早めの対処が必要です。
自力で対処が難しいなら修理を検討しよう
PS4が起動しないときの原因と対処法について紹介してきましたが、本体の故障が原因の場合などは、自力で対処することが難しいです。自力での解決が困難なときは、専門家に修理を依頼しましょう。
修理の方法としては、公式のサポートに依頼する方法と、街の修理専門店に依頼する方法の2パターンがあります。
公式サポートの場合、保証期間内であれば無償で修理してもらえます。
すでに保証期間外、またはスピーディーな修理を希望するのであれば、街の修理専門店がおすすめです。
なお、修理箇所によっては、PS4本体に保存されたデータ(ダウンロードソフトやセーブデータ)の消去が必要な場合もありますので、注意しましょう。
ゲームホスピタルなら最短即日で修理完了!
ゲームホスピタルなら、修理内容によっては最短即日でPS4の修理が完了します。
データそのままでの修理もできますので、バックアップの手間も省けます。幅広いエリアに展開していますので、来店もしやすいです。修理について確認したいこと、相談したいことがありましたら、お気軽にゲームホスピタルまでご相談ください。
PS4を修理する前はデータをバックアップ
ゲームホスピタルならバックアップの心配はありませんが、公式で修理に出す場合は、データが消えてしまうこともあります。修理に出す前にバックアップを取っておきましょう。PS4のデータのバックアップは、以下の手順で行います。
■バックアップの手順
- 1.トロフィーを同期させておく(トロフィーにアクセスしてPlayStation Networkと同期)
- 2.バックアップに必要なHDDなどの外部ストレージを用意しておく
- 3.バックアップ先の外部ストレージをPS4のUSB端子に接続する
- 4.画面から[設定]を選択する
- 5.設定から[システム]を選択する
- 6.システムから[バックアップ/復元]を選択する
- 7.[バックアップ]を選択する
- 8.バックアップのデータを確認する
- 9.バックアップが完了したら[バックアップ]を選択する
- 10.PS4からバックアップ先の外部ストレージを取り外す
まとめ
PS4が起動しない原因としては、接続不良のほか、周辺の温度、PS4本体の故障などが挙げられます。セーフモードでの起動など、自力で解決できないときは、街の修理専門店などで修理を依頼するのがおすすめです。
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