Nintendo switchのアナログスティックはなぜ故障しやすい?
2020.08.31 お役立ち情報
みんな大好きswitch
気軽に外出できない現在、
今まで以上に注目が集まっているのは
ご自宅でも楽しく過ごす事ができる
ゲーム機ではないでしょか?
中でも人気ゲーム端末の一つが
「Nintendo switch」ですよね!
そのまま持ち運びしてゲームすることも出来ますが
TVに繋いでプレイする事も出来ます。
また、ジョイコン部分を分離して使用すると
お友達やご家族を一緒にゲームをプレイできるというのも
人気の理由の1つですよね!
また、昔からおなじみの人気ゲームソフトもたくさんそろっていて
どれにするか迷いますよね。
しかし!
持ち運びしやすいという事は
落下させてしまう可能性も比例してアップしてしまいます。
使用頻度が高かったり、
落下させてしまったりすると、本来よりも故障に繋がってしまう可能性が上がってしまいます。
Nintendo switchの場合どんな故障事例が多いのでしょうか!
一緒に確認してみましょう!
故障事例3
1 アナログスティック
まず、switchのアナログスティックという、ジョイコンに付いているスティックの部分の故障は大変多くみられます
今回の記事の本題ですので
何故故障しやすいのか、対策などは後半へ!
2 液晶
何も映らない、画面に黒いシミが出来たり、水の跡が出来たり、液晶画面が一面青色!一面オレンジ色!
これらはすべて原因が異なります。
・何も映らない場合
これは様々な原因が推測されますので、液晶の問題かそうでないかは
手作業で調べていく他ありません。
液晶交換で治るのか、もしかして別の箇所の故障なのか
原因を追究しながら修理させていただきます。
・黒いシミが出来る場合
原因はほとんどが衝撃が加わったことが原因となります。
端末の落下・端末の上に物を落とした・踏んでしまった・カバンの中などで何らかの圧がかかったetc…
精密機器なので衝撃には弱いです。
ゲーム機の場合は特に、
「ケンカ中に投げた」「子供を叱ってるときに投げ捨てた」
「引っ張り合いになって気づいた時には映らなくなった」
といった過程があることが大変多いですが、
このケースを省くと、ほとんどの場合は故意的に落下させることはないですよね。
落下してしまって、故障してしまうのは仕方のないこと!
パーツ交換修理で治しましょう!
・水のあとがある
これは水没ですね!次の項目でご説明いたしますので割愛いたしますが!
シミに関しては画面交換で改善する可能性が高いです。
・液晶が一面青色!一面オレンジ!
これは、「ブルースクリーン」「オレンジスクリーン」と呼ばれる症状です。
この症状を発症してしまうと、端末は大変危険な状態です。
液晶の交換で改善を試みることは可能ですが、
液晶交換で治る確率は低いです。
これはパーツの不具合ではなく、
システムのエラーやバグ・またはメイン基板の故障が原因であることが多いので
メンテナンスなどで一時的に改善することも稀にありますが
原因を取り除く修理ではないので、
改善したとしても一時的な応急処置となります。
3 水没
「画面に水の跡がある」という項目で少し触れましたが、
水の跡がある原因はもちろん水没です。
ゲームをしている場には、一緒にジュースなどの飲料が近くにあるシーンが多いですよね!
するとうっかり水分が端末にかかってしまった!
またswitchは大変持ち運びしやすいゲーム端末ですので
屋外でゲームをプレイする方も多くいらっしゃいます。
すると雨水などで水濡れしてしまうことも度々・・・
ゲーム機はやはり精密機器ですので、水気は大敵です。
一度水分が入ってしまうと、それを取り消す修理は不可能です。
水没してすぐに電源が入らなくなる場合と、大丈夫だったのに徐々に・突然電源が入らなくなる場合とあります。
水分が入って、しばらくは問題なく使用できたとしても
中に入った水分が移動して致命傷となる部分に着いてしまう⇒電源が入らない
水分が乾いた後、基盤やパーツを徐々に腐食⇒電源が入らない
となり、その端末はいつまで動作してくれるかは分からない不安定な状態となります。
水没端末の中でも
起動はする、動作も問題ない!ただ画面にシミがあるだけ。
というケースも多くありますが、
水濡れして暫く日数が経つまでは修理はお勧めしません。
なぜなら、修理する時には、端末の内部をくまなく触ることになります。
液晶交換となると、基盤も外します。
ホコリが混入しないように、エアーもかけます。
すると、まだ内部についていた水分を移動させてしまいます。
とても高い確率で、電源も入らなくなってしまうのです。
なので、この症状が出た場合は、
データをできるだけ取り出しておいて、様子をみてください。
そして、パーツ交換を試してみましょう!
ただ水没は取り消せないので、通常よりも修理リスクは上がってしまう事と、
今後、いつまで正常に動作できるか分からないという事実は変えることが出来ない
というポイントだけ、ご理解、ご同意いただいた上での修理となります。
アナログスティックはなぜ故障するのか
さて、switchのよくある修理トップ3をご紹介させていただきましたが
やはりダントツで多いのは「アナログスティックの不具合」です。
症状としては
・キャラクターが勝手に動く
・実際の操作とズレがある
・反応しない
という症状があれば、十中八九アナログスティックの故障です。
もちろん例外もありますが、ほとんどの場合
新しいスティックに交換する修理で改善します。
ではなぜスティックが故障しやすいのか、その要因を確認していきましょう!
摩擦
スティックのパーツ自体を分解してみると、
内部は接触を認識する部分と、金属製のバネ、プラスチック製の部品などで構成されています。
スティックを動作することで、このバネとプラスチックに摩擦が起こったり、
内部のプラスチック製のスライダーが頻繁にスライドしますので、これも同じく摩擦が発生します。
摩擦が発生すると削れることもあり、その削れ落ちた物に対してセンサーが反応してしまうと
勝手に動く症状に繋がってしまう という推測が出来ます。
スティックの耐久性と使用頻度
ゲームのプレイ中、ソフトによって異なりますが
スティック部分を使用する頻度は、大変高いですよね。
熱中してくると、力も入ってしまいますし、
戦うゲームなどになると、なかなかのスピードで動かしているのは事実かと思います。
しかし、対してスティック部分はかなり大忙しになります。
中では、左右上下に小さなスライダーが行ったり来たりし
センサーが認識し、ばねで定位置に戻り、センサーが認識する・・・
おそらく、switchの中で最も物理的に忙しい部分ではないでしょうか
しかしパーツ自体の耐久性は高くないので、消耗してしまう。
しかし、switch本体が故障しているわけではない場合が多く
スティックだけを交換して治る可能性が高いです。
ホコリの巻き込み
スティックの形状は根本が球状になっていますので
どうしてもホコリを巻き込みやすくなっています。
ホコリが入ってしまうと、先ほどと同じく、ホコリの居場所によって
センサーがご認識してしまいます。
するとスティックの不具合につながってしまうのです。
なので、できるだけ寝室などの布類の多い場所での使用は控えることがベターとなります。
落下衝撃
端末を落下しせてしまって、
画面側から着地してしまった場合、ほとんどの場合が
真っ先にアナログスティックが最初に地面に着きます。
落とした高さから加わる力と、本体そのものの重量が、一度に、スティックに加わります。
すると、低い位置から落としたとしても、その衝撃は、パーツからすると、かなりのものとなります。
移動時にはできるだけケースに入れてあげて持ち運びすることで
衝撃を和らげることができます。
故障してしまったら
どんなに気を付けて使用していても、
故障してしまうことはありますよね!
どこで修理しよう!治るのかな?たくさん疑問点があるかと思います。
そんな場合は、ご相談だけでもお気軽にどうぞ!
端末とお客様にとってベストな選択肢を一緒に検討させていただきます!
ご来店の際は、本体も必要になりますので、
ジョイコンも本体も一緒にご持参ください。
スマホスピタル 西宮北口店 店舗情報
- 住所
- 〒 663-8035 西宮市北口町1-2 ACTA東館1館外部店舗101号室
- 営業時間
- 10時〜19時(定休日:なし)
- nishinomiya@smahospital.jp