Switchの充電口の故障にご注意下さい!
2019.03.22 機種別お役立ち Nintendo Switch Switch 充電口修理
当店では、Nintendo Switch の修理のご依頼をいただくことが多くあります。
もっとも多いのは、「Joy-Con の アナログスティック故障」なのですが、
より重大な故障かつ、ご相談いただくことが多い内容として、
「Switch本体の充電口故障」がございます。
実は、Switchはその構造から充電口の修理が難しくなっており
壊れてしまった時に簡単に修理することはできないものとなってしまっています。
Switchの充電口のしくみ
Switchの充電口は、「メイン基板」に直接はんだ付けで取り付けられています。
これは、製造コストが下がるため本体価格を安くできるメリットもありますが
故障してしまった際にメイン基板の交換が必要になることもある等のデメリットもあります。
「メイン基板」は電子機器の脳にあたるパーツで、最も重要な部分です。
Switchの内部構造はスマートフォンやタブレットに近いものですが、
例えば日本で最も人気のあるiPhoneシリーズでは、
同じように故障しやすい充電口が単独の部品として存在しており、
破損した場合でもケーブルを外して新しい部品に交換するだけで修理が可能です。
しかし、Switchはメイン基板にはんだ付けのため簡単に取り外すことができません。
一度はんだを溶かしてから古いはんだを除去し、新しいパーツに交換することが必要となります。
充電口を修理する際の問題
Switchの充電口は取り外すことは不可能ではないので、厳密には修理は可能です。
しかし、手作業で修理をするためにはいくつかの問題があります。
まず、はんだ付けしなおすために必然的に基板を高い温度の熱を与えることになります。
これはチップや抵抗器の焼損につながることもあり、交換作業自体にリスクがあります。
また、充電口には充電する機能とTV出力する機能がありますが、
手作業で交換を行う場合、TV出力をするための機能が損なわれてしまう問題があります。
これは、充電口部品の非常に小さい端子1本1本のピンが、前後2層に分かれているため
手作業で行う半田ごてなどでは、内側の一列に対するはんだ付けが非常に困難であるためです。
充電機能を修理することはできても、TV出力の機能を修理することは難しくなっている原因です。
充電口を故障させないための対策
Switchには「ドック」という周辺機器があります。
本体に付属するもので、TV出力するために使う箱のようなものです。
また、充電するときも専用の充電ケーブルを用いて行います。
これらの機器を充電口に差し込むとき、まっすぐではなかったりすると
端子口に負荷がかかり、故障してしまう原因になってしまいます。
充電ケーブルの抜き差しや、ドックへの出し入れはゆっくり優しく行いましょう。
ほこりっぽい場所に本体を放置しておくと、ごみや汚れが充電口に入り込んで
接触不良の原因となることもありますので、これも避けましょう。
大切に使えばそれだけ長持ちしやすくなりますので、
Switchでよく遊ぶ方はぜひ心がけてみてくださいね。
スマホスピタル 名古屋駅前店 店舗情報
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- 〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4丁目27−1 モード学園スパイラルタワーズB1
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- 10時〜21時
- nagoya@smahospital.jp
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