【冷却ファン】Switchの置き場所や外で長期間ゲームすると?【高温スリープ】
2022.10.12 機種別お役立ち Nintendo Switch Switch 冷却ファン交換修理
家庭用ゲーム機の『Switch』と『Switch Lite』が発売されて
もう数年も経つということでお問合せで増えてる故障内容があるので
その原因と当店でどんなことが出来るかをご紹介致します。
強制的に電源が落ちる・本体が熱くなる
『ゲームをしてると段々と本体を持てないくらい熱くなる』
『画面にエラー表記が出て電源を落とされてしまう』
こういった内容はお電話や受付窓口にて増えております。
そもともなぜSwitchが過度に熱くなるのかの一例を写真を使いながら解説します。
新品を買ってから2年で子供が外に持ち出したりで使ってる端末の分解レポートです。
まずは、背面をネジを取り外して分解をして開けてみると
このように銀色の『フレーム』が現れます。
もうすでに嫌な予感でしかないですが、
所々にホコリが付着しております。
まず分かったことが、Switchのたった1枚の黒いバックパネルを取っただけで
こんなにも汚れてしまい、一度汚れてしまうと分解するまではクリーニングは不可能です。
実際にお持ちのSwitchの背面の下部を覗いてみると、小さな無数の穴があり、
今お持ちの端末によっては灰色のホコリの姿が分解しなくても見えます。
パソコンと同じく、何年も使用していれば塵や埃が溜まってきてファンから変な音が鳴ったり、
熱くなったりするのと全く同じ状態です。
答えは
『長年使用してると普通に使ってても塵とホコリが内部に侵入してくる』
まさかそんな簡単な作りにと疑ってる方もいますので、
もっとズームした冷却ファン付近の画像も見てみましょう。
冷却ファン内部の隙間には細かなホコリと塵が詰まっております。
これが原因で冷却ファンがしっかりと回らなくなってしまい、
熱が本体内部に籠ってしまう状態から
『高温スリープによる強制終了』ということです。
ホコリが入らないように穴を塞げば解決!?
残念ながら熱を逃がす通気口は本体の上部の1か所の網からしか熱が逃がすことが出来なく、
上を何かしらホコリが被らないようにとカバーなどをしてしまうと
熱が逃げなくなって高温スリープという故障にもつながります。
背面の下部にも小さな穴がありますが、冷却ファンとの位置関係でほぼ関係ない穴です。
我々からすればそこの穴のホコリの様子でどれだけ汚れてるかが把握できるという事くらいです。
結局、どうすればホコリが入らなくなる?
絶対にホコリが入らなくなるというのは構造の関係で
何かで塞ぐという手段はNGであり、熱が籠りやすく悪化しやすくなります。
悪条件ではあるが、すぐに誰でも出来る事は
1:部屋の角やホコリが溜まりそうな場所で保管・ドックに挿しっぱなし
2:ゲームをしてない時はタオルなどで覆うようにする
(ピアノや電化製品などを布で被せるイメージ)
まずは、背面の下部の穴からグレーの色が見えたら
それはホコリが詰まってる証拠でもっと中にも入り込んでます。
パーツ故障でなくても、定期メンテナンスとしてご依頼頂ければ
すぐにメンテナンス作業を致しますのでお気軽にお越しください。
スマホスピタル 厚木ガーデンシティ店 店舗情報
- 住所
- 〒243-0018 神奈川県厚木市中町1丁目5−10 厚木ガーデンシティ8F
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- atsugi@smahospital.jp
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