冷却ファンから異音がする任天堂switchの修理
2022.05.24 修理速報 Switch 冷却ファン交換修理 , Nintendo Switch
本日は、冷却ファンから異音がして、本体に熱がこもってしまうようになってしまったswitchの修理についてです。
冷却ファンの故障は、基本的には次のような流れで発生&症状が悪化していきます。
①内部にホコリが溜まって排熱が上手く行かない
②熱がこもってしまい冷却ファン内部の回転軸部分が融解して回転が悪くなる
③更に排熱が悪くなる
他にもヒートシンクとCPUの間にある冷却用のグリスが乾燥してしまって、冷却が上手く行かないといったこともなくはないですが、大体は上記①~③の悪循環に陥っていることが多いですね。
排熱の悪さは、本体や基板の湾曲を招き、ブルースクリーンなどの症状の原因にもなってきますので、出来るだけ早めの修理をおススメ致します。
と前置きはさておき、実際の修理工程へと移りましょう。
といってもswitchの冷却ファンの交換自体は、そこまで難しいものではありません。
外装カバーを外して、内部金属プレートやSDカードスロット基盤を取り外せば、メイン基板が見えてきます。
後は、バッテリーのコネクタを取り外し、冷却ファンの取り外しの際に邪魔になるヒートシンクやゲームカードスロット基板を取り外せば、冷却ファンの交換が可能です。
後は冷却ファンの動作確認のため、ゲームカードスロット基盤を戻して、バッテリーを接続して、本体を起動します。
通常ですと2~3分も起動したままの状態にしていれば、冷却ファンが回転しだすと思います。
…回転が確認出来ましたので、無事修理完了です。
switchはCPUなどの冷却が必要不可欠なのですが、その冷却装置の構造的にホコリが溜まりやすく冷却不全も起きやすいものとなっております。
ホコリっぽいところで使用しないのが一番なのですが、ほとんど据え置きで使用されているのであれば、ドック用の外付け冷却ファンを設置するのも一つの手です。
ネットなどを見ていると冷却用品がお手軽な価格で売っていたりもしますので、色々と探してみると良いかもしれませんね。
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