高温で勝手にスリープ状態に。Nintendo Switch の冷却ファン交換修理。
2022.11.14 修理速報 Switch 冷却ファン交換修理 , Nintendo Switch
本日修理にお持ちいただいたのは、Nintendo Switch です。
しばらくゲームをしていると、「本体が高温になりすぎたため、スリープします」の表示と共に勝手にスリープ状態になってしまう、というお悩みでした。
このような症状は、スイッチ内部の排熱がうまくいかず端末が高温になるとよく現れます。
原因として考えられるのは、ホコリづまりや冷却ファンの故障などです。
お預かりして確認したところ冷却ファンが回っていなかったので、今回は冷却ファンの故障と考えられます。
それでは早速修理を開始しましょう。
スイッチの分解は背面側から。
ねじ止めされた黒い外装パネルとその下にあるシルバーの基盤保護パネルを取り外します。
SDカードスロットの取り外しも忘れずに。
2枚のパネルが取り外せたら、安全のためにバッテリーの接続を外します。
続けてヒートパイプやゲームソフトトレー基盤を取り外すと、ようやく冷却ファンの交換ができます。
故障してしまった冷却ファンを取り外し、新しいものを取り付け直します。
ここでしっかりとファンが回っているか、動作確認を行います。
問題なく動作していることが確認できれば、分解時とは逆の手順で組み立てていき修理完了です。
Nintendo Switchは、その構造上非常に埃が溜まりやすくなっています。
冷却ファンを使用している以上仕方ないことではありますが、埃が溜まりすぎると熱が内部に篭りやすくなったり、今回のように冷却ファンが故障してしまったりします。
定期的にクリーニングをするのが望ましいですが、知識がないとそれも大変。
そんな時は当店にお任せください。
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