本日は、充電口が物理的に破損してしまって充電が出来なくなってしまった3DSの修理についてです。
3DSの充電口部品は内部の端子の固定があまり強くなく、充電しながら遊んでいたり、充電ケーブルの抜き差しで負荷がかかってしまうと根元から折れてしまったりすることもございます。
今回の修理端末も部品内部の端子が折れてしまっておりました。
場合によっては、部品を基盤に固定しているはんだが劣化してひび割れてしまうことで、接触不良になることもございますが、今回は残念ながら部品の交換による修理となりますね。
では、実際の修理工程へと移りましょう。
まずは、本体裏側のバッテリーカバーを外して、バッテリーを取り外し、そのまま外装カバーも取り外してしまいます。
外装カバーにはLRボタンの部品が附属しておりますので、勢いよく外装カバーを取り外すと断線させてしまう恐れがあるので、要注意です。
外装カバーが外れれば、基盤に直付けされている充電口部品が見えてきます。
充電口部品は、基盤に6箇所ではんだ付けされております。
取り外し時に無理に取り外そうとすると基板側の接点部分が剥がれてしまう恐れがございますので、ハンダリムーバーと呼ばれる低温で溶けるはんだを用いて、慎重に取り外します。
充電口部品が外れたら、はんだ吸い取り線でハンダリムーバーを取り除き、新しい部品の取り付けです。
後は元通りに組み立て直して、動作確認です。
…無事充電が出来るのを確認でき、その他一通りの動作に問題も見られませんでしたので、これにて修理完了です。
3DS/3DS LLの充電口部品は、はんだ付けが必要なので、修理難度が上がります。
加えて、市場に出回っている充電口の部品は、New 3DS/New 3DSLLのものばかりなので、部品の入手まで考えると個人での修理は結構難しいかもしれません。
当店では、そんな3DS/3DS LLの充電口部品もある程度在庫を確保してありますので、即日で30~40分ほどで修理可能です。
修理費用もそこまで高額ではありませんので、気になる方は一度ご相談して頂けましたらと思います。
スマホスピタル アル・プラザ小松店 店舗情報
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