Switch内部のホコリや水滴でパーツが錆びたりショートする可能性!?最悪発火の恐れも…
2022.02.24 機種別お役立ち Nintendo Switch Switch メンテナンス
据え置きでテレビに接続しても、持ち運んでどんな場所でも楽しむことができるNintendo Switch。
様々な場所で遊んでいると、冷却ファンでさまざまなものを吸い込んでしまいますし塗装剥げや外装に小傷もついてきます。
数年使っているNintendo Switchで一番気を付けてほしいのは、そういった汚れや破損です。
今回は実際にホコリや液体によってパーツが破損してしまった事例について紹介していきます。
目次
Nintendo Switchはホコリや汚れが溜まりやすい
分解しないと除去しきれない「ホコリ」
Nintendo Switchには持ち運びゲーム機の中でも珍しい「冷却ファン」を搭載したゲーム機になります。
内部のCPUが発熱した際うまく排熱できるように回っていますが、かなり静音ですので回っていることに気付かない方も多いのではないでしょうか?
冷却ファンは内部の空気循環を行っているような形となるため、空気中のホコリや塵を意図せず内部に取り込んでしまっています。
空気であれば本体の小さな隙間から出ていくことができますが、ホコリや塵はそうはいきませんので内部に蓄積していくのです。
自然に排出できないため、こういったホコリや塵は分解をして除去するしかありません。
Nintendo Switchに蓄積したホコリや塵は何故危険?
Nintendo Switchは持ち運びができる携帯ゲーム機の中でも冷却ファンを搭載するくらい熱を発生させたりする「精密で繊細なゲーム機」です。
そのため、CPUの発熱はもちろん内部にはパーツがぎっちり詰まっています。
また、外側にも通電箇所が剥き出しな場所がありますよね。
このジョイコンを装着して本体と接続する部分ですが、ここは通電する部分が剥き出しになっています。
コンセントの穴と一緒のイメージですね。
コンセントの穴にホコリや塵が詰まっているのにケーブルを挿し込んだら危ない!というのは何となくわかると思います。
ですが、このSwitchのジョイコン接続部分に関してはホコリや塵が蓄積しやすい形状である上に蓄積をなかなか視認しづらいです。
そのため、蓄積していることに気付かずにジョイコンを挿し込んでしまうと…
このようになります。
これが今どんな状態か分からないと思いますが、もう少し分解を進めた状態だと分かるのではないでしょうか。
そうです。
焦げてしまったのでケーブルが断線したんです。
今回はこの部分だけ焼け焦げてしまったので本体レールの交換で改善はしましたが、焼けてしまった時にうっかり周辺のホコリに引火してしまったら火災に発展します。
現状Switchで火災が多発している…といったことにはなりませんが、これから長年使用する方が増えるほど可能際は高まるでしょう。
また、ホコリや塵だけではなく液体や油分も大変危険です。
任天堂公式でもSwitchへ液体や異物をいれたり、油分などで汚れた手で触ったりしないよう注意喚起を行っています。
買ってから2、3年使用しているという方は一度ゲームホスピタルで内部清掃を!
Nintendo Switchを不具合なく使い続けるために…
Nintendo Switchは3DSシリーズやPSPなどよりもより精密で繊細なゲーム機です。
衝撃を与えたりしないよう大切に使っていても、蓄積したホコリや汚れで故障や火災に発展してしまうこともありますので定期的に清掃を行いましょう。
こんかい焦げていたジョイコン接続部分に関しては、「エアーダスター」を使用してホコリを定期的に取り払うことで分解せずに清掃は可能です。
日常的に自分でできる清掃も多数ありますので、それを知りたい!という場合もお気軽にご相談くださいませ!
スマホスピタル 高槻店 店舗情報
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